ビジネスマンのファッションTips

スーツのビジネスマン/サラリーマン向けファッションブログです

【小柄・低身長な男性のスーツスタイルTips】7 小柄メンズのシャツ選び

ピックアップ記事

スポンサーリンク

こんにちはトリグラフです。このシリーズ7回目、前回のスーツデザイン・生地選びまででスーツ編は完結でした。 
今日は小柄な人のシャツ選びのポイントです。

 

シャツはイージーオーダーの活用を積極的に考える

私はスーツ編ではイージーオーダーを必ずしも推していませんでしたが、シャツはスーツよりもイージーオーダーを積極的に活用してもいいと思います。
シャツ1枚にさける予算は大体5千円~1万円前後の方が多いと思いますが、イージーオーダーでもポリエステル混紡の生地だと大体6千円くらい、綿100%の物でも1万円以下で作れます。
一方シャツのお直しで肩幅も身幅も…等とやっているとすぐに5千円くらいになってしまいますからね。勿論既製品もイージーオーダーも値段はピンキリですが、特にオーダーが初めての人はシャツから入るのもいいかもしれません。

既製品を選ぶ時はジャケット着用で、必ず試着しましょう

一方既製品を選ぶ場合、小柄な人に限らずですが、お店にはジャケット着用でいき、必ず試着しましょう。そのために下着を着ていくようにしましょう。
ジャケットを着ていくのは、シャツの襟がVゾーンにどのように収まるかみるためと、ジャケットの袖からシャツがどれくらい覗くか見るためです。
ジャケットやパンツは大体の方が試着すると思いますが、シャツはしない方もいらっしゃるかもしれません。着てみないとなかなか分からないこともありますのでなるべく試着しましょう。下着をつけていてもダメというお店はあまりないと思います。

どんな柄がいいのか?

小柄な人向きの柄があるかというと、これに関しては自由でよいのではないでしょうか。むしろ小柄かどうかに限らず、コーディネートのしやすさを考慮した柄がいいでしょう。
個人的には、チェックで格子が細かすぎ(5mm未満)のものはやや合わせづらく感じます。むしろ離れていてもチェックということがわかる格子(2センチ前後)で、格子自体の線は細い、というものがよい気がします。
 f:id:triglav769:20170219181122j:image
私のチェックシャツ(ギンガムは除く)を並べてみました。格子サイズは左から15mm、7mm、2mm。15mmのものが一番合わせやすく思います。
また織柄入りのシャツは私も好きなのですが、例えば市松模様の織柄のシャツなどはどうもやりすぎに感じますね。クールビズであってもそれは何だか違うような…これは好みと思いますが。
 

ネックサイズはなるべくピッタリを選ぶ

シャツのサイズ合わせで一番重要なのがネックサイズです。ここで難しいのは、小柄な人というか、首が細い人です。
既製品であるのはせいぜい37センチ。これで首元がガバガバな人は、ぜひイージーオーダーにしましょう。ネックはどうやっても隠せませんので、妥協しないほうがいいです(クールビズ専用で第1ボタンを開けて着る前提なら別ですが)。
ちなみに私のサイズはシャツサイズで34センチ。ここまでくるとオーダーですら作れない場合がありますので「ネックサイズ34センチは作れますか?」と最初に聞くようにしています。
一方、首が太い場合にネックサイズで既製品を選ぶと袖が長かったりすると思いますが、この場合はアームバンドで調整することができます。こういうアイテムです。

あとは、カフスボタンをきつめに付け直して袖が下までおりてこなくすることもありますが、これはどちらかというとカフスが緩い人向けの調整方法でしょうか。勿論この辺も、イージーオーダーなら問題なくあわせられます。

肩幅、身幅にくわえ、袖の太さを確認

試着の時、肩幅や身幅のフィットは自分でもわかりますし店員のアドバイスもあるかと思いますが、意外と見落としやすいのが袖の太さです。特に痩せている人は細めの袖のほうがいいです(ジャケットを絶対脱がない方は別ですが)。

半袖はアリか?

クールビズ専用で半袖シャツというのも考えられます。これについてはまず自分の腕の太さを考えて、細いようならやめた方がいいです。長袖を腕まくりする方がいいでしょう。
腕の太さは普通以上という場合でも、シャツのデザインはよく見極めが必要です。昔からあるような半袖ではなく、袖が細くてかつ短いものがスタイリッシュ。

ディテールでこだわるのは『ポケットなし』

シャツにおける小柄な人特有の違和感のポイントがポケット。以前のシャツ紹介記事で書いたように、大きすぎるポケットは『お父さんのシャツを着ている子供』を連想させます。

biz-fashion-tips.hatenablog.com

勿論、ポケットもちゃんとシャツサイズに合わせて小さくなりますよということならいいのですが、特にオーダーだと「小さくなりますよ」と言われても実際どれくらいの大きさなのかは分からないところですので、基本的には無しにしてしまったほうがいいでしょう。既製品だとメーカーズシャツ鎌倉のシャツでポケット無しがたくさんあるようです。

襟の大きさは?

 ポケット以外のディテールだと、私は襟を小さく(短く)するというのも一度やったことがありますが、これは良し悪しがあるようで、襟が大きめのほうが顔が小さく見えるということもあるようです。また襟が短いことでジャケットとの折り合いが悪くなることも考えられますのでやめておいたほうがいいと思います。

オーダーの場合、カラーステイの外せるものにして、襟の芯も柔らかめに

これは小柄な人に限らずオススメ。上の過去記事でも書いたように、カラーステイを外すことで柔らかい襟の表情を出せますし、そもそも襟の芯を柔らかなものにしてもらうのもいいと思います。

他のディテールはお好みで

襟の形やカフスの形、ボタン等はお好きにどうぞですね。バックデザインでプリーツをどうするかというのも、好みの領域かと思います(そもそものサイズは肩幅や胸囲で決まっていますので)。ちなみに私はプリーツ無しにしています。アイロンがけが楽という理由です(笑)。
 
シャツ編は以上です。シャツはまず1にも2にもネックサイズ!それとできればポケットなし。この2点ですね。特にクールビズ全盛の昨今では上半身シャツだけで過ごす時期が長い方も多いと思いますので、サイズは慎重に選びましょう。次回はネクタイ編です。
→こちらです

にほんブログ村 ファッションブログへ
にほんブログ村