こんにちはトリグラフです。今日は、スエード靴が白っぽくなってしまったのでメンテナンスするお話でございます。表革のメンテナンスはこちらの記事をどうぞ。
私は今革靴を7足もっており、うち1足がスエードで、デザインはダブルモンク、ソールはラバーソールです。贔屓にしているWorld Footwear Gallery(WFG)で購入しました。
この靴は雨の日に防水スプレーをしてよく履いていたのですが、うまくスプレーが出来ていなかったのか、それともスプレーのしすぎなのか、かなり白っぽくなってしまいました。
特にひどい左のアップ。うーんひどい。
ブラッシングはしてたけど…
スエード靴は毛が寝ていると白っぽく見えるので、こういうブラシで毛を起こしてやるのがメンテナンスの基本なんですが、
どんなにやっても白っぽさが取れない感じで、表面もかなりガサガサしています。
これはちょっと専門家にアドバイスをもらおうというわけで、こちらを購入したWFGに行って相談すると
「毛が寝ている状態ですね」
とのこと。
うーん、それならブラシで起こせるはずだけど…と考えていたら店員さんが取り出して来たのがこちら。
こちらはスエードの汚れ落しに使うゴム製品なのですが、店員さんがこちらで白くなったアッパー部分を少し擦ると、 ちょっと色が戻ってきました。結局毛が寝ているだけだったのか?
私もこれとは違うものですが汚れ落し用のゴムは持っていましたので、とりあえずそれでやってみるかなと思いましたが、わざわざ実際にやってレクチャーしてもらったこともありますので、こちらを買って帰りました。
そして家で同じように擦ってみることに。
今回はこんな感じでゴムの大きい面で擦りましたが、普通は消しゴムみたいに使うはずです。
しつこく毛を起こすように(爪先からカカト方向へ向けて)こすった後の写真がこちら。
かなり綺麗になりました。比較のためにアップも交えて1枚の画像にしますとこちら。左がメンテナンス前、右が後です。
アップの方をよくみると、まだ毛にムラがあるのが分かります。というか、擦ってる最中はなかなか綺麗にならないな〜と思いながらやっていました。
ただ、こうして写真でみると十分綺麗になっていますので、私の中ではとりあえずこれでOKかなと。もっとひどくなったら補色スプレーなんかも使ってみようかと思います(もちろん、ちゃんとメンテナンスしてひどくならないようにするのが第一なのですが)。
さて、今回はスエード靴のメンテナンスでしたが、靴の写真をよくて見もらうと、コバの色が剥げていることにもお気づきの方もいらっしゃるかと思います。こちらについては別記事で取り上げたいと思います。ではでは。