こんにちはトリグラフです。さて、昨年末に職場の先輩からCOCOON(コクーン)という万年筆をもらったという記事をかきました。
【万年筆】COCOON(コクーン)をもらいました - ビジネスマンのファッションTips
もらった時はインキがなかったので書けなかったのですが、その後インキを購入してしばらく使っていますので、一度レポートしたいと思います。
まずはインキの入手
インキを買わないことにはどうしようもありません。そこで向かったのは銀座伊東屋。大きなクリップの看板が目印です。
万年筆のフロアに行ってみたんですけど、なにやら桁が違う万年筆が並んでいまして…うーん、普通の文房具店で良かったですね。
とりあえず店員さんにコクーンで使えるインキどれですか?と聞いたところ、カートリッジ式だとこちらとのこと。
パイロット 万年筆用カートリッジインキ ブルーブラック P-IRF-12S-BB
- 出版社/メーカー: ?パイロットコーポレーション
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色は普通の黒もありましたが、せっかくなのでブルーブラックにしてみました。
ペン先をぬるま湯につけて復活
で、インキカートリッジを挿してみたんですが、それだけでは使えませんでした。
PILOTのウェブサイトをみますと「カートリッジ式をはじめてお使いになる時は、カートリッジを差し込んでから指で静かにつまんでペン先にインキを送り出してからお使いください。」とありましたのでこれもやってみましたが効果ナシ。
うーん、と思ってもう少しウェブで検索してみますと、こちらページを発見しました。
万年筆のインクが出ない時の対処法 | 万年筆専門ページ | ピントル
この万年筆はしばらく使われておらず、ペン先やペン芯にインキの成分が詰まっているらしく、ペン先をぬるま湯に一昼夜つけておくと良いとのことでした。
これを試してみますとようやく書けました。
書き心地は滑らか
使ってみた感想ですが、書き心地は普段使っているボールペンに比べますとたしかに滑らかで、書いていると気持ちが良いですね。
字はヘタクソですが、万年筆を使うのは楽しいです。そのため以前は打ち合わせの時のメモにボールペンを使っていましたが最近はよく万年筆を使っています。
裏抜けする
一方でこちらはデメリットですが、インキが紙を裏抜けしてしまうことがあります。打ち合わせの最中に落書きしてたりすると(するなって)いつのまにか裏の紙にもインキが…ちょっと前には打ち合わせ時に配られたメモに落書きしてたら机に移ってしまって大変でした(バカです)。
まぁ落書きはともかく、裏抜けはやはり万年筆使いの皆様の課題のようで、裏抜けしにくい紙のノートやインキの流量を絞って裏抜けしにくくするなど、色々な工夫があるようです。
私はとりあえず^*落書きする時は下敷きするようにします。^^
手が汚れる
これは私の使い方の問題だと思いますが、結構手が汚れます。キャップの内側にインキがついてしまって、その部分を握ってしまって汚れるのだと思います。
まぁ手が汚れる分には洗えば良いのですけど、汚れていることに気がつかずに服に触ってしまって服が汚れたりすると服好きとしては厳しいですね。手を汚さないように使えば良いだけなんですが。
こんな感じで、いろいろ気を使いながら?もなるべく使うようにしています。やはり書き心地が良いんですよね。ただ紙にメモを取る機会はそう多くはないですが…
このコクーンは値段も安く、見た目も目立ちませんので、ビジネスマンが使うにもちょうど良いかと思います。万年筆の購入を考えている方の参考になれば幸いです。ではでは。