こんにちは。今回は、人生初めてのスーツの仮縫いをしたレポートをお送ります。
目次
素晴らしい生地には仮縫いを
年初の欲しいもの記事で、いつものテーラーに素晴らしいネイビーのスーツ生地がある、と書きました。
それがこちら。

ぬめりのような光沢のある、いわゆる「良い生地」ってやつ。
1月末にテーラーに行って、色々考えたのですが、やっぱり、この生地で作っておこうとなりました。
これはもう、出会ってしまったという感じでした。ウエストンの598と同じ感覚。
ブレザーを作ることも考えましたが、やはりスーツで作っておくに越したことはないですね。ただ、スリーピースまでは要らないかなと。
自分にとっては決して安くはないのですが、それでもまぁ、出せなくはない。12月決算なので、年初はまだ予算があるし(笑)。
冬物なので今年の夏頃のオーダーでも良かったんですが、間違いなくその頃にはこのスーツをオーダーする予算的余裕は無くなってるので、もうここでオーダーしてしまおうと。
ただし生地が非常にデリケートなのと、店主のコダワリも大きいので、店主から「今回は仮縫いつけてみませんか、格安にしますよ」という申し出があり。
これまでスーツは20着くらいは買ったりオーダーしたりしてきましたが、仮縫いは初めてです。
この生地と仮縫いの提案…これはやるしかないなと思い、初仮縫いをお願いすることにしました。
ピン打ちする箇所が…ない?
1月末にオーダーして仮縫いが4月頭でした。冬物なので、全く急いでないのて無問題。
伺って早速、着用しました。ここからはブログ用に店主に撮影してもらった画像でお届けします。

おお…なんか、ネットでよく見る仮縫いの画像だぁ…という小学生並みの感想はさておき、ここからピン打ちの作業に入るのですが…
「うーん、サイズ攻めててピン打ちする箇所がほとんど無い…(笑)」
そうなんです。もう、こちらのお店での上着はこれで6着目なんです。
その間、体型も好みもほぼ変わってないので、店主も私にピッタリのサイズを把握しているため、最初からバチっと合わせてくれたんですよね。
というわけで、身幅などの調整はサッと済ませて、本題の肩周りの調整へ。
というのも、今回仮縫いを入れることにしたのは、肩パットの塩梅を見るためでした。
元々、あまり肩パットを入れない派の私でしたが、このお店では店主の勧めで作るたびに肩パットを入れて(増やして)きました。
ただ、前回のアンダイドジャケットでは、ちょっと入れ過ぎたかなというふうにも感じています。
店主も「これは好みの問題です」とおっしゃっており、決して無理強いするわけではないので(当たり前ですが)ここは自分の感性で決めて良いと思うのですが、一方で今回のスーツは自分の中でも今後、いわゆる「一張羅」になることは間違いのないスーツ。
そのため、普段なら柔らかい表情の肩が好きなんですが、クリアな表情のスーツにしたい気もするし…と、店主と2人で悩んでいたときに仮縫いを提案されたというわけです。
↓は肩パットを入れる前の背中画像。

撮ってもらった写真を見て背骨曲がってるな〜と思いましたが、肩パットを入れてみると、

まっすぐに(見えるように)なってる!
というわけで、ここからは肩パットの調整作業。肩パットを入れたり抜いたりしながら、肩の左右の高さの違いや背中側のシワの出方、肩のボリューム感などを調整していきます。
元々の私の骨格が歪んでいるので、何もかも理想通りに見せるというのは難しいため、どれくらいでバランスを取るかという感じでした。すみません、店主はもっと細かく説明してくれたんですが、なかなか文字にするのは難しいので…
あと、この画像から生地のぬめりが少し伝わりますでしょうか。実物はもう少しぬめってます(笑)。
肩周りの調整が終わったら、袖を外します。

こういう写真も、仮縫いならではですね。
カマはかなり攻めた感じだったので、少しだけ緩くしてもらいまして、仮縫い完了です(今回はジャケットのみ仮縫いにしました)。
仮縫いの感想は…楽しい!
というわけで初仮縫いを終えた感想ですが、楽しいですね!肩パットや袖をつけ外しするところを見られることはなかなか無いですし、店主と会話しながらスタイルを整えていくのは楽しいです。
ただ、納得いくスーツを作るのに毎回必要かと言われると、そうでは無いかなと思いました。既に数着作っていてその中で十分納得いくものが得られていて、自分の体型も変わってないなら、無くても良いかなと。楽しみたいというならアリですけどね。
今回選んだ生地に合わせて初の仮縫いを経験できたのはとても良かったです。そういう点でもこの生地選んで良かったなと思います。
そしてこの素晴らしいスーツ、つい先日やっと上がってきました。近日中に着画つきのレビューもお届けできればと思っています。ではでは。