こんにちは。今日は、私が持っている初夏の羽織物をご紹介しつつ、大人の初夏の羽織物にオススメのアイテムについて考えたいと思います。
目次
初夏の重ね着を楽しみたい
5月は比較的涼しく過ごせましたが、これから梅雨を挟んで暑くなる季節。装いも自然と薄着になると思います。
とはいえ、暑さが本格化する前の初夏の季節は、重ね着を楽しみたい方も多いのではないでしょうか。
私自身は、ファッションの楽しみ(あるいは、難しさ)の一つはアイテムの組み合わせを考えることにあると思っていますし、薄着になると貧相な体格も際立ちますので、なるべく羽織物を羽織って過ごしたいなと思っています。
そこでまずはここ何年かで私が購入しま羽織物を紹介します。
ジャングルファティーグ
一つ目は、3年前に購入したジャングルファティーグのレプリカ品です。
こちらはBEAMSさんのレーベルの一つ、fennicaがバズリクソンズに別注したアイテム。エポレットの無い3rdタイプのレプリカです。
私はレプリカを買いましたが、もちろん本物(古着)でも良いと思います。
着こなしとしてはこんな感じです。
ミリタリーアイテムということで、他は少し綺麗めを意識しています。タイドアップも良いと思うのですが、カジュアルシーンでタイドアップできるようなシャツが無いんですよね、ネックサイズがネックでして…
シャツジャケット
二つ目は、昨年購入したマリアサンタンジェロのシャツジャケットです。
こちらはブラウンのリネン素材、3ポケットのアイテム。少し緩めのサイズですがそれも含めて気に入っています。これが気に入りすぎて、去年はジャングルファティーグの出番がかなり減ってしまいました(笑)
こちらの着こなしはこんな感じ。
リラックスムードのあるアイテムですが、色がブラウンなので街着としても使いやすいのが良いです。まぁ、ホワイトなんかも格好いいですけどね。
ポイントは「アウター見え」と「袖捲り」
上の2枚ともシャツ襟のアイテムですので、普通のシャツで代用できるのでは、という考えもあるかもしれません。
ただ、個人的には重ね着を楽しむならアウター見えするアイテムのほうが使いやすいと思います。
例えば上のジャングルファティーグの着こなしだと、インナーは黒のTシャツですが、この上に普通のシャツを着てもあまりオシャレには見えないかなと。
シャツジャケットの方も、ニットポロの上に普通のシャツは着こなしが少し難しくなると思います(上手くすればオシャレです)。
アウター見えするポイントはいくつかあって、例えばシャツでも裾がスクエアカットのものならアウターに近くなりますし、生地が厚めでハリコシがあるものもアウターらしくなりますが、やはりパッとアウターに見えるのは腰ポケットでしょう。
腰ポケットがある=外側に着る物、ということになりますし、デザイン上も間延びを防ぐことになります。実用上も結構便利です(ハンカチとかワイヤレスイヤホンとかの、重くないものを入れてます)。
そしてもうにとつ、初夏の羽織物に欠かせない要素は「袖を捲れること」だと思います。
袖をまくる理由の一つはもちろん、暑さの調整のためですが、捲ることでそのアイテムを自分のものとして自然に取り入れている感じ、いわゆる「こなれ感」が出てきます。
私の場合、上の二つのアイテムはほぼ袖を捲って着ています。特にシャツジャケットの方はかなり袖が長くてカフスも緩いので、捲って着ること前提で買いました。
この点、シャツジャケットと言っても「シャツ生地のテーラード(型)ジャケット」だと、袖捲りは少し難しいでしょうか。そもそもあまり合わない気もします。
「アウター見え」と「袖捲り」という要素を考えると、コットンやリネンのカーディガンも良さそうですが、こちらは袖捲りした後にリブが伸びてしまわないかは注意が必要(伸びてもOKと割り切るならあり)。
ショールカラーを選ぶと、よりアウターらしく見えるかもしれません。
コーディネートのどこかに都会らしさを
コーディネートする上では、どこかに街着としての要素、都会らしさを盛り込むと着こなしやすいと思います。
といっても私もそんなに難しくは考えていません。アイテムで言えば革靴やネッカチーフ、ウールパンツ、レザーバッグなどですが、例えば黒やグレー、ネイビーといった色のアイテムを合わせることでも少し街着らしさが足されると思います。
ジャングルファティーグにベージュのチノパンを合わせたりするとちょっと土臭くなると思いますが、そういう「いかにも」な組み合わせを避ければOKだとも思います。
おすすめの羽織物
こちらはマリアサンタンジェロのシャツジャケット。私のものと違い4ポケットですが同じように使えると思います。春夏の羽織物と考えると決して安くはないですが、最近夏が長いですし、結構長い期間つかえるかなと。
こちらはマッシモダウグストのサファリジャケット。これの特徴は襟で、スタンドカラーっぽくなってます。キャリー品と思われ色もサイズも限られますがネイビーは使いやすそうですね。
こちらはフランス軍の外国人部隊用のサファリジャケットのデッドストック。ガチのミリタリーアイテムとは思えない雰囲気ですね。サイズ大きめなので着られる人は限られそうですが価格も激安なので興味のある方はぜひ。
最後にユニクロのシャツジャケット。これは試着したんですが結構すごいです。腰ポケットは一見無いように見えますが実はサイドスリット型のポケットがついている凝った作り。普通のパッチポケットの方がデザイン上のポイントになったと思うんですが、こちらの方が多くの方に受けるんでしょうか。
とはいえ十分アウター見えしますし、サイズもややリラックスシルエットで今風。素材も悪く無いですし、何より激安価格。ネットストアはもう在庫がXS以外ないみたいなので、欲しい方は実店舗へ。
今日は私の持っている初夏の羽織物をご紹介しつつ、私なりの選び方やコーディネートのポイントをお届けしました。参考になれば幸いです。
この記事を書いている間に急に気温も上がってきましたが、まだまだこの手の羽織物が役に立つ季節。お持ちでない方はぜひ一枚いかがでしょうか。ではでは。