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【メガネ】AHLEM Voltaire を購入しました

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こんにちは。今日は最近購入したメガネのレビューをお送りします。

目次

今年は眼鏡の年です

今年はメガネを買うぞと意気込んでいました。年初の買いたいアイテム紹介でも最初に取り上げています。

前のルノアを購入したのが2023年4月なので、約2年振り。以前よりメガネを買うサイクルが短くなっていますが、なんかメガネ熱が高まってきてまして。

年初の記事ではツーブリッジのメガネを挙げておりましていくつか候補はあったのですが、熟慮に熟慮を重ねた結果、こちらを購入しました。

AHLEMというブランドのVoltaireというモデル。ツーブリッジではなくてハイブリッジの、ハーフリムのモデルです。レンズ込みで7万円程度でした。

AHLEMの紹介

AHLEM(アーレム)はフランス出身デザイナーのアーレム・マナイ・プラット氏により2014年に設立されたアイウェアブランド。

メタルフレームとセルフレームの両方を展開していますが、特にメタルフレームのほうは変わった玉型(レンズの形)のモデルも結構あります。これとか。

※画像は公式サイトから取得しました AHLEM | Optical | Chaillot

作りは繊細でかつ剛性もあり、触れるとわかる高級感が大きな魅力です。

ツーブリッジではなくハイブリッジ

改めて画像を再掲。

年初の記事ではツーブリッジの購入を考えていると書きました。実際に直前まで相当、かなーり悩んだんですが、今回はツーブリッジではなくこちらのハイブリッジを選びました。

同じ玉型でツーブリッジのものがあるわけではないので厳密な比較ができるわけではありませんが、今回購入したハイブリッジはツーブリッジに比べるとインパクトはやや抑えめ(といってもデザインは珍しいですが)でありつつ、普通とは違う感じも醸し出していて、この辺りの塩梅がいまの「ファッション(流行)寄りの格好をしたい」という気分にちょうどマッチしたように思います。まぁ、ツーブリッジにしてもそういう雰囲気のものを探してはいましたか。

このVoltaireというモデルをネットで調べると、遅くとも2018年には販売されているようですから、2014年のブランド設立から過半の期間ラインナップされていると考えると、AHLEMの定番モデルと言えると思います。おそらく上記のような「やりすぎないファッショナブル具合」が長年受けているのではないでしょうか。

色はChampagneという表示。ただいわゆるシャンパンゴールドと比べるとちょっと黄味が強いかなと思います(画像はそうは見えませんが)。シルバー寄りのカラーもありましたが、今回は迷うことなくゴールド系のカラーにして華やかな感じに振ってみました。

ディテールを見ていきましょう。最初にブリッジ部分から。

ハイブリッジ、と書いてますが、玉型のトップラインにブリッジが取り付けられているわけではなく、そこから少しだけ下がった位置に取り付けられています。

一方、よくあるメガネは左右のレンズの距離が一番短いところにブリッジがあるのでそれよりは上にあります。

この絶妙なバランスに、ハーフリムということも相俟って、メガネ全体としてはかなり繊細な印象です。

続いてメガネのツル部分。

リムと同素材のツル。ここに彫金が施されているモデルもありますが、こちらは彫金無しのシンプルなツルです。ちなみに素材は金メッキです。

次にヒンジ部分。

ここも装飾はなくシンプルな作りですが、ツルの折りたたみの時はしっかりと剛性を感じられます。

ツルの先端には、AHLEMのロゴの入ったチップが取り付けられています。

全体として装飾はほとんど無く(唯一ノーズパッドに彫金があるのですが掛けたら分からない)かなりシンプルな作りです。

ハイブリッジにハーフリムという繊細なデザインとゴールドの掛け合わせで、かなりファッション寄りのモデルだと思います。

残念ながら着画は載せられないので似合っているかどうかはご想像にお任せしますが、自分的にはこういうモデルは掛けられるうちに掛けておこうという思いもあり、まだイケるだろ、という今のうちに選んでみました。

ちょっと困ったこと2つ

さてこのメガネ、気に入って購入したのですが、購入後に困ったことが2つありました。

困ったことの一つ目ですが、今回フレームはフリマサイトでユーズドを購入したのですが(ツルの先端のチップは現行品にはついていません)、レンズを入れてくれるお店がなかなか見つからなかったことです。

これまで新品のフレームを購入してレンズを別のお店で入れてもらうことは何度かやっており、今回もそのつもりでしたが、二つのチェーン店からお断りされました。

一店目は「フレームの素材が特定できないので受けられない」、二店目は「僅かに傷が入っているように見受けられ破損の可能性があるので受けられない」ということでした。

幸い、三つ目のお店で入れてもらうことができ事なきを得ましたが、そのお店ですとハーフリムのフレームはレンズに溝を掘るのに特別な加工賃が必要ということで、少し割高になってしまいました(もっと探せば特別な加工賃無しでやってくれるところもあったと思いますが)。

これについてはこのご時世、大企業になれば、特に儲かるわけでも無いのにクレームのリスクの高い商売はやらないというのは真っ当な判断だと思いました。

いくつか回れば何処かは入れてくれるだろうとは思っていましたが、レンズが入れられなかったらどうしよう…という思いも消えず、少しヒヤヒヤしました。

結果的には、新品を購入してそのお店でレンズを入れるのと比べて多分2万円程度は安く済んだと思いますが、上記のような心配と引き換えの2万円はあまり得とは言えないな、と思いました。ユーズドのフレームの小傷も最初は気になりましたし。

困ったことの二つ目、これはある程度仕方ないのですが、ツルが私の耳に上手くフィットしなかったことです。

具体的には、左耳の付け根にツルが食い込む感じで、何日もずっと(寝る時とお風呂以外)掛けっぱなしにすると耳の付け根がかなり痛くなってきます。フィッティングはレンズを入れてくれたお店でしてもらったのですが、あまり改善せず…

私はもう30年以上、10本くらいメガネをかけていますが、こういう症状は初めてです。

ツルが耳にかかる部分は、細いメタルのツルをヘアピンのように折り曲げて形成してあり、形としては通常のメガネに近いですが、細いので耳の付け根に食い込んでしまったようです。

右耳は何ともないので相性だと思いますが、やや人を選ぶツル形状だと思います。

これは、少し試着したくらいでは分からないので、仕方ないのかなと思います。革靴で試着の時は良かったけど丸一日履くとどこかしら痛くなるのと同じようなものかなと。

ものは試しにこのような↓チューブを買ってみたのですが

これをすると確かに耳の付け根にツルが食い込むことはないのですが、左右の締め付けがキツくなる感じがあるんですよね。

あとは純粋に美しくなく、満足感が著しく低下してしまいます。

幸い今回は、ルノアのメガネと度を変えずにレンズを入れたので、自宅ではルノアのメガネをかけるようにして、外出時にAHLEMをかけるようにするといった使い分けをするようにして解決しました。まぁ、気分で使い分けても良いですしね。

一つ目を受けて、少なくともフリマサイトで買うのはやめようと思いました。セルフレームでフルリム、かつ新品のメガネなら、別の店でレンズを入れることはまず可能と思いますが、次はどうするかなぁ…

二つ目については相性なんで仕方ないですが、ツルの耳にかかる部分が細いメタルのものはもう買わないかな…ということはAHLEMのメタルフレームのものはこれっきりでしょう。

次はついにレンズ込み1万円メガネか?

二つ困ったことはありましたが、致命的な問題には至らずに使えています。モノとしては非常に気に入っており、小傷も使い始めれば気にならなくなりました。これでとりあえず再来年まではメガネはいいかな…

実は今回、レンズ込み1万円以内で買えるメガネチェーン店でもハイブリッジのメタルフレームのものがあり、掛けてみたら絶対に他人からはAHLEMと見分けがつかないな、という感じでした。

これまでもメガネ選びの時はチェーン店もチェックしていたのですが、デザイン面で良いと思ったものは今回が初めてで、チェーン店メガネの進化を感じましたね。

大きく違ったのは剛性で、メガネのつけ外しやツルの折りたたみの時は流石に違いを感じました。ただ、それに数万円出すかどうかは人によるとは思います。

高価格メガネと比較したらブログのネタにもなるし買ってみようかなと思ったんですが、私の場合メガネは毎日何度も触れるアイテムなので、より質感の良いAHLEMを購入しました。

ただ実用面で問題が出ることはないでしょうし、デザイン面でも納得できるメガネが1万円で買えるなら、経験という意味でもそろそろ買ってみるのもアリかなと思っています。その場合は来年か、もしかしたら今年にでも買うかもしれません(笑)



今回はメガネのご紹介でした。色々と想定外のことが起きましたが、やはりメガネ選びは楽しいです。顔の印象もかなり変わりますし、メガネを変えた当初は新鮮な気分になりますね。

今回で「ファッション(流行)寄りのアイテム」シリーズもひと段落です。ただ、どれもそんなに大きなクセのあるアイテムではなく、手持ちの洋服と馴染むので、コーディネートを楽しんでいきたいと思います。

次は4月の更新になると思いますが、ちょっとしたネタ記事を準備しています。ではでは。