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BASSETT WALKERのスプリングコートを購入しました

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こんにちは。今日は3月に購入したスプリングコートをご紹介します。

目次

出会いはいつものお店

3月初頭、そろそろ春物だな…と考えていた時期。定例の高円寺パトロールに出かけました。

といってもこの時点で既に春アウターは購入しています。

なので目当てはインナーか、ネクタイ・スカーフなどの巻物。そう思ってSAFARIさんのコートのコーナーを漁っていた時ですが(買う気がなくても、漁るのは漁るんです)、妙にサイズの合いそうなコートを発見しました。

そして「MEDE IN ENGLAND」の文字。

ブランドタグは無いけど、いくらくらいかな?と思って値札を見たらまさかの5,500円。

え、5,500円?ブランドは分からないけど割と綺麗だしサイズ合いそうだし、良くないコレ? 

と思いつつ試着したらもう、サイズはバッチリでした。

そして気になるこのピラピラ。

襟をめくってみると…

チンストラップか、いやしかしやたら凝ったチンストラップだな、なんかこのディテールだけでも5,500円払っても良いよな?まぁ5,500円ならとりあえず確保しとくか…

ということで持ち帰ったのがこちら。

BASSETT WALKER(バセットウォーカー)のスプリングコートです。

BASSETT WALKERとは?

こちら、私も初めて聞きましたが、調べてみると日本の老舗ファッション企業、JUNグループが1976年に設立したブランドのようです。

2000年前後は、同名のセレクトショップが渋谷パルコに入っていたそうですが、現在はブランド・ショップとも休止しています。

私はその頃は渋谷パルコはよく行ってたと思うのですが、全然記憶にないですね…当時はどちらかというとモード系だったので、視界に入ってなかったのかも。

一方、検索するとBASSETT WALKERのアメリカ製のスウェットもたくさん出てくるのですが、これが同じブランドなのかはちょっと分かりませんでした。

形はベーシック

ではアイテムに戻りましょう。画像を再掲。

形としてはベーシックなバルカラーコートです。素材はコットン100%。裏地は背中上部と袖にだけあります。

色はよくあるベージュ、に見えますが、写真よりもややクリームがかった色合いです。

実は似た色のスプリングコートとして、SHIPSさんのアトリエコートというのを持っています。

素材や形は違いますが、コーディネートとしては似た方向になりそうなので、普通ならパスするところですが、何せ5,500円なのでね(笑)。

肩はラグランスリーブ。一枚袖ではなく二枚袖で、肩のラインが決まっているタイプ。今回はこの肩のラインが私にピッタリはまったのが購入の決め手でした。

前身頃であえて特徴をいうならボタン部分。比翼仕立てはよくありますが、ボタンが少し小さめに思います。

袖口とポケット。

ごく普通のディテール。ポケットは貫通ポケットではありません。

内側左胸にはポケットがボタンつきあります。

その内側にはブランドタグ。

38という数字は、おそらくイギリスのサイズ表記でしょう。イギリスサイズで38というと、Mサイズくらいですが、実寸は着丈103cm、身幅52cm、裄丈84cmとなっていて、特に身幅は今の基準だとMサイズとしては狭め。それがかえって私にピッタリでした。着丈と袖は少し長めですね。

今回、ユーズドでの購入なので、多少汚れがあります。

3cmくらいの、薄い茶色の線状サビの汚れ。これは何ヶ所かあります。あとは襟の内側もうっすら汚れてます。ただ、袖口とかポケット周りは充分綺麗でした。

見所のチンストラップ

そして、このコートで一番特徴的なディテールであるチンストラップ。

襟裏にチンストラップがついているコートはよくありますが、はみ出ているのは初めて見ました。

めくってみるとこんな感じなんですが、チンストラップの左側部分が襟裏に縫い付けられているので、チンストラップを外すことはできず、ぐるっと回してつける感じです。

チンストラップを使いたい時は、ボタンだけでなくて右側のバックル部分も外さないといけないのですが、不器用な私はコートを着たまま外すことができませんでした。

使ってみるとこんな感じ。

なんかボタンがたくさん配置されてます(笑)着心地としては、首が苦しい…首はそんなに短くはないと思うんですが、キツイです。多分、少し襟を折り返して使うのかなと思いますが、実用性はまぁ、ロマンの世界かな(笑)。

着てみました

チンストラップだけが目当てで買った訳ではないので、着てみました。

3月の休日の装い。やや寒かったのでインナーはウールのモックネックニット。パンツはリゾルトのホワイトジーンズで、淡い色で揃えてみました。

サイズはバッチリですね。前を開けても閉めても良いバランスに思います。グレンフェルの同じような形のコートだと34を着ていますが、それに近いバランスです。

色は、こう見るとかなりクリーム色に見えますよね。ホワイトジーンズともある程度コントラストが出るので、この点はSHIPSのアトリエコートとは使い分けができそうです。

後ろ姿ではチンストラップがワンポイントに効いています。

着画はカジュアルですが、平日にジャケットの上にも着用しています。ジャケットがあってもなくても肩が自然に落ちる絶妙なバランスです。

裏地のないコートなので春先と秋口にかけて着用したいと思います。



いつも買うタイミングを逃しがちのスプリングコートですが、今回は3月頭というピッタリなタイミングで購入できました。

いや、そもそもスプリングコートを購入するつもりは無かったのですが、5,500円ならね、まぁ買いますよ。

特徴的なチンストラップ以外はとてもベーシックかつ私にピッタリのサイズであり、汚れもひどくはなく、良い買い物でした。

この記事が上がる頃にはお役御免な感がありますが、一度クリーニングにだして、また秋口に着用しようかなと。ではでは。