晩夏にカプリシャツを購入しました！ - ビジネスマンのファッションTips

こんにちは。もう8月も終わろうとしていますが、そんな時期にカプリシャツを購入しましたのでレビューをお届けします。

私の夏の定番はもう何年もコットンニット。去年はクルーネックニットとニットポロを購入しました。

しかし今年はなんとなくシャツが着たいと思っており探索していました。多分、春に購入したマリアサンタンジェロのシャツジャケットが良かったので、その影響かなと思います。

欲しいシャツの条件としては、

という感じでして、本命はBEAMSさんのシャツでしたが、プロパー価格は約3万円。セールまで待ったのですが、待てど暮らせどセールにならず…

で、探索してるとよく引っかかるのがプルオーバーシャツ。こういう感じ↓の被るタイプのシャツですね。

ただ私はシャツアウターっぽくも着たいと思っていたので、前開きはマストと考えていたのですが、お盆休みに美容院の予約時間を待つ間にふらっと入ったお店でカプリシャツを着てみたところ「あら、悪くない」という感じで、こちらを購入しました。

SHIPSさんオリジナルのカプリシャツ。40%オフセールにポイント還元等含めて実質7,000円程で購入しました。

カプリシャツはプルオーバーシャツの一種と言えると思いますが、イタリアのリゾート、カプリ島の休日スタイルをイメージして作られたシャツのことです。

ディテールとしては、プルオーバーであることの他に

といったあたりがカプリシャツの共通項としてあるようです。

今回購入したカプリシャツのレビューに移ります。写真を再掲。

数あるカプリシャツの中からこれを選んだ1番の理由はその色です（あと予算）。

定番の白ではなく、薄いベージュというのがポイント。白に比べると、爽やかさと引き換えに、少し落ち着いた感じが出ると思います。ブラウン系との馴染みも良いかもしれません。

素材はリネン92%に、SOLOTEXが8%混紡されています。

SOLOTEXはテイジンの開発した機能素材。リネンと混紡することで、形態安定性能を加えているようです。

リネンといえばシワがつきやすい素材で、またそこが魅力でもあります。ただ、リネン100%のシャツだと流石に洗いざらしでノーアイロンで着るのは（特に街着としては）厳しいと思いますので、このような機能性素材で手間を軽減するのも良いんじゃないでしょうか。

なお実際に洗濯してみたことろ、シワはそれなりには発生します。上の写真は洗いざらしそのままです。ピシッとシワを伸ばして着る感じのシャツではないですが、自分のは場合はスチームアイロンをかけてから着る感じですね。

リネン特有のフシ感はやや弱めなので、本格的なリネンの風合いをお求めの場合は少し物足りないかもしれません。

ではディテールを見ていきましょう。ディテールの特徴は拝みボタンですね。

こちらはタキシードに見られる仕様で、左右対称に見えるためフォーマルなディテールとされています。それがリラックスウェアであるカプリシャツに採用されているのが面白いです。好みに応じて普通のボタンのように留めることもできます。

襟形はカッタウェイカラー。昨年までのモデルより少し小振りな襟にして、よりリラックス感を出しているそうです。

袖は七分袖で、カフスの代わりにスリットが入っています。

裾はタックアウトを意識してスクエアカット。この辺りはカプリシャツの定番ディテールと思います。サイドにはスリットが入っています。

着丈はSサイズで69cm。もう少し長めの着丈のものも着てみましたが、163cmの身長だと少し違和感があり、これくらいがちょうど良かったです。

街着としてのコーディネートということで、下はグレーのスラックスに3月に購入したオリエンタルのアルバースを合わせています。

ネッカチーフも今年購入したベージュを合わせて、シャツの色を活かしてベージュ〜ブラウン系でまとめてみました。

リラックス感のある緩めのフィッティングのスタイルですが、スラックスとローファーで少し街着に振った感じです。夏のシャツは鬼門に感じていましたが、着丈を間違えなければ、背の低い私でもそこそこいけるなーと感じています。

今回はカプリシャツの紹介でした。夏の定番だと思うのですが、今までは完全に食わず嫌いというか、試着したことすらなかったんですよね。

子供っぽく見えるんじゃないかという思い込みがありましたが、ボトムの合わせ次第で大人っぽく着こなせることが分かって良かったです。

来年は濃色のカプリシャツを買ってみようかなと、早くも今から考えているところです。ではでは。