こんにちはトリグラフです。また昨年末に購入したローファー関連ネタですが、今回はこれまでと違うシューツリーを購入しましたのでご紹介したいと思います。
革靴を買ったらやはりセットでシューキーパーも買いたくなるのが人情ですよね。
これまでは主にABCマートで売られているMARKENのシューツリーを使っていました。
2000円ちょっとのシューツリーですが、シダーウッド製でつま先はスプレッドタイプ、サイズもS、M、Lとあり、必要最低限の機能は備わっていると思います。足長24.5cmほどの私の場合はSがぴったりのサイズです。
ただ今回は別のものを買ってみました。それがこちら、コロニルのアロマティックシダーシューツリーです。
実店舗の売価は税抜4,200円とMARKENの2倍程度ですが、ネットだと送料込で3,500円位で売られているようです。
コロニルのご紹介
シューツリーの紹介の前に、コロニルについて簡単にご紹介しておきましょう。
こちらはドイツ生まれのレザーケアブランド。1909年からとのことで、もう100年以上歴史のあるブランドなんですね。
レザーケアに関するアイテムであれば、各種クリーム、ワックス、ブラシ、防水スプレーなど一通り揃っているようです。
ちょっと変わったところでは、小さい革靴を伸ばすためのストレッチャーなんかもラインナップされています。
オーソドックスなシューツリー
次に今回購入したシューツリーのディテールを簡単に見てみましょう。
素材はシダーウッド。シューツリーの素材としてはポピュラーなもので、消臭、防湿といった効果も期待できます。
つま先はこんな感じ。
つま先はセンタースプレッドタイプでMARKENと同じです。
シューツリーのつま先は、外側が小さく割れるタイプのものもあります。
こちらのほうがちょっと高級感がありますよね。こういうタイプもAmazonで探すと安いものが沢山出てくるのですが、今回は後述の理由でコロニルのものを選びました。
続いてカカト。
カカトは小さめ(細め)の作り。横から見るとプレートがついた部分が持ち手になっています。
実はコロニルのシューツリーを選んだ理由は小さめのカカトにあります。
今回購入したローファーはカカトが小さめなので、シューツリーのカカト部分が大きすぎると入れられなかったり、入れられてもカカトに変なテンションがかかってしまうと困るなと思ったためです。
上で紹介したつま先の外側が小さく割れるタイプのものは、カカトが大きめに見えるものが多いのです。
実際にはモノによって変わると思いますが、カカトの大きさは通販サイトの画像からはなかなか判断できないので、今回は明らかに小さめに見えるコロニルのものを選びました。
MARKENのシューツリーもカカトは小さいが…
カカトが小さいのが良いのなら、MARKENのもので良さそうなものですが、実はMARKENのシューツリーの不満点もカカトなのです。
コロニルとMARKENを並べてみました。
つま先側の作りはほぼ同じに見えますが、MARKENのカカト側はヒモの輪っかがついているだけの簡素な作りです。
これが問題となるのは靴磨きの時で、MARKENのものは持ち手がないのでちょっと靴磨きがしにくいのです。
履き口に手を入れてシューツリーのカカト部分を挟むように持って磨いているのですが、どうも不安定で磨きにくいのです。
一方コロニルのシューツリーは上記の通り持ち手があるので、この部分を持てば靴磨きがやりやすいのでは?と考えたのです。
カカトが小さくてかつ靴磨きの時も持ちやすそうということでコロニルを選択したというわけです。
実際にローファーに入れてみました
シューツリーのカカトとローファーのカカトがピッタリで、なかなか良いです。
ローファーのカカトを両側からさわってみましたが、左右方向にはテンションはかかっていないようでしたので、カカトが変に伸びてしまうこともなさそうです。
ちなみにこの状態で靴磨きをしてみましたが、MARKENよりは持ちやすかったですが、期待していたほどではなかったというか…
写真でお分かりのように、コロニルの持ち手部分は靴の内側に入ってしまうからか、持って靴磨きするのにはやや不向きだったかもしれません。
やっぱり金属製のツマミがついたシューツリーなら磨きやすいんでしょうか…次はああいうのを買ってみようかと思います。
今回はコロニルのアロマティックシダーシューツリーのご紹介でした。
4,000円未満と比較的安価なため、カカトが小さめのシューツリーをお探しの場合は選択肢の一つになるのでないでしょうか。
しっかりした箱もついていますし、コロニルのプレートもカッコいいので、ちょっと捻ったプレゼントにも良いかもしれません。
実はシューツリーはずっとMARKENを使ってたので今回久々にネットで検索してみたのですが、同価格帯でぱっと見は高級そうなツリーがいっぱい出てきてちょっとびっくりしました。数年前まではシダーウッドのMARKENは結構高コスパだったはずなのですが…
また靴を買う機会があれば(もう本当に靴箱がヤバいんですけど)別のシューツリーも試してみたいと思います。ではでは。