こんにちはトリグラフです。今日は先日(イージー)オーダーしたブラウンのダブルブレステッドのスーツが出来上がりましたのでこれのレビューをお送りします。
オーダー時の記事はこちら。
実は9月半ばには一度受け取っており、インスタにもVゾーンをあげているんですけどね。
ブラウンのダブルは貫禄あり
ということで写真はこちら。
私はブラウンのスーツもダブルブレステッドのスーツも初めてなのですが、オーダー店で受け取って試着した時の第一印象は
「は、はずかしい…」
でした。
これまでブラウンやダブルを避けてきた理由は、これらのスーツは貫禄がありすぎて貧相な自分には似合わないのでは?というものでした。
それをいっぺんに(1着で)やってしまったわけですから、その違和感たるやかなりのものがあり、正直「失敗したかも…」と思ってしまいました。
私は小柄で痩せているからか、若く見られることが多いです。ただアラフォーのおじさんのスーツの着こなしにあたっては実年齢より若く見られるのも考えもので、例えばペイズリー柄のネクタイなんていつまでたっても似合わないと思ってしまうんですよね。
ですので、こういう貫禄のあるアイテムはどうしても避けていました。
しかし受け取った翌日、会社に着て行きますと違和感は少し和らぎました。昔ながらのダブルのスーツと違い細めに作っているのもありますし、まぁ結局見慣れるもんだなぁと…たった1日ですが(笑)。
というわけで続けていくつかディテールを見てみます。
まずは襟。ダブルといえばピークドラペルの太めのラペルが特徴ですよね。私の作ったものも幅は10.5cmほどで確かに広めです。
しかし、例えばタリアトーレなどのブランドのダブルブレステッドのジャケットを見てみますと、さらに太めの印象です。一番広い部分の広さは同じくらいでも、そこから下の部分がもっと広めに作ってあるようです。
そのため、トレンドど真ん中のそれらのブランドに比べれば、ラペルの印象は大人しめかなと思います。
次に、以外と気になる前身頃の裾のライン。ここがまっすぐなのが、シングルと比べた時のダブルの重厚感の理由の一つかと思います。丸くカットされたシングルの方が軽く見えますからね。
またこういう直線的な前合わせの効果で着丈がシングルに比べて長く見えるというのもあって、同じ店で作ったシングルのジャケットより更に1cm短い着丈にしたのですが、視覚効果もあって短くは見えないですね。
ちなみにポケットのフラップ幅は4.5cm。こちらも小柄なのでやや狭目でお願いしています。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
こちらはダブルの内側の写真で、左袖の付け根あたりに右身頃のボタンを留めるベルトがついています。
このベルトを留めることでダブルの重なる部分がよれたりしないということですね。ただしこのボタンをしているのを忘れてジャケットを脱ごうとしてしまうとベルトがちぎれてしまいそうなのでちょっと注意がいるかなと。
ちなみに今回裏地は同系色にしました。ダブルのブラウンスーツということでもう十分あそんでますので、ディテールは総じて地味にしています。
以上がダブルの特徴的なディテールかなと思います。ちなみにパンツはこちらの記事で書いたように、ノープリーツの普通のものです。
ただ、ちょっとパンツ丈が短すぎたので、受取後一度だけ着たあと、お店に丈だしをお願いしたんですよね。なので記事のアップが遅くなりました…というのは言い訳で、あまり関係ないですね、すみません。
新しいコーディネートを楽しみたい!
というわけで、ブラウンのダブルという、これまでの私のファッションからするとかなり冒険した(値段的にも…)スーツのレビューをお届けしました。
ここ数年、自分のファッションのマンネリ化が課題でしたので、このアイテムの投入で、ファッションの幅をひろげて、新しいコーディネートも楽しんでいきたいと思っています。コーディネート例も少ししたらアップしたいと思っていますので、またみてもらえれば幸いです。ではでは。