こんにちはトリグラフです。今回は、購入報告だけで終わっていたhevoのコートのレビューをお届けします。
さて、とりあえずコートの画像をば。
今回購入したのはhevoのAMASTUOLAというモデル。ラグランスリーブのバルカラーコートになります。ベルトはありません。
定価は税込9万円位ですが、私は新品を4万円程で手に入れられました。ありがたやー。この辺は前回記事をご覧ください。
hevoって?
hevo(イーヴォ)は南イタリアで2010年に生まれたコート・アウター専業ブランドです。まぁこの辺は昨年購入したOSTUNIの記事でも書きましたので(あまり詳しくは書いてないですが)今回は割愛。
最近の代表的なモデルは、私が去年購入したOSTUNIと、
ダブルのBRINDISIです。
特にシングルのOSTUNIは私も含め、オーバーサイズなんて若者の流行だよな…と思っていた世代でも非常に取り入れやすいと思います。
AMASTUOLAの特徴は?
今回購入したAMASTUOLAというモデルも、最近のhevoらしくゆったりした身幅が特長。購入したのはサイズ44ですが身幅は60cmくらいあります。去年購入したOSTUNIが同じ44サイズで53cmくらいですのでさらにゆったりしています。
一方で着丈はOSTUNIよりはやや短めで99cmほど。背が低い私はOSTUNIよりも足捌きが良いので助かります。
両方に共通するのは、肩がきれいにおちるところ。やっぱり肩が張ってしまうと、オーバーサイズというよりはサイズが合ってない服を着ている感じが出ますので、ここが重要です。
ではディテールを見ていきましょう。まずは襟元の表情。
襟元はベーシックな表情…なのですが、襟に4つポチがついてます。これはhevoのシンボルマークらしいですが、セレクトショップ別注品だと、まずカットされるようです…
実際はネイビーの生地にブラックのドットなので、まず気になりません。キャメルのモデルだと少し目立つかな?また前立ては第一ボタン以外は比翼仕立てになってます。
背中側の襟下にもブランドシンボルが。
これは襟を立てなければ見えないですね。
ポケットは縦のスリットで、手を突っ込みやすいです。またOSTUNIとも共通の仕様ですが、ポケット部分の当て布のステッチが外側からは見えない仕様になっています。この辺は少しモードっぽいところです。
袖にはストラップがついてますが、これは無くても良いかな。OSTUNIは無いのですが、AMASTUOLAはもう少しクラシックに寄せて作ったのでしょうか。
続いて内側。
裏地はポリエステルです。写真は内側についているタグ。表の生地はウール80%、ナイロン20%の混紡生地で、hevoの冬コートの素材としては定番ですが、防水機能があるようです。わざわざ試そうとは思いませんが、ちょっと雨に濡れた時なんかはサッと拭き取れば良さそうですね。
続いて左右の内ポケット。
上が左側で縦ジップポケット、下が右側で縦のジップなしポケットなのですが、両方とも使い勝手はあまり良くはなさそうです。
まず左側はジップが華奢な割に硬くて、なんか壊れそうなんですよね…これはOSTUNIも同様でした。
縦型の内ポケットって取り出しにくいですし、私は使わないと思います。
ディテールは、多少ブランドシンボルの打ち出しはあるものの、それほど目立つところはありません。まぁシルエットがビッグサイズなので、他の作りはシンプルなほうがバランスが取れているかなと。
早速着てみます
ディテールはこれくらいにして、早速着てみましょう。
コーディネートはいつものようにシンプルに。インナーは白のモックネックニットにネイビー千鳥格子のジャケット。下はグレーのスラックスに白のスニーカー。グレンチェックのマフラーを巻きました。
左は第三ボタンのみとめてますが、かなりボリュームがあることが分かると思います。ただ肩がきれいに落ちているのと、着丈がそこまで長くないため、めちゃくちゃオーバーサイズには見えてないかなと。
右はパンツのポケットに手を突っ込んだバージョン。これは街でもよくやりますけど、やっぱりカッコいいですよね。ただ寒いですけど(笑)。
少しモードなイメージで、第一ボタンと第二ボタンをしめてみました。こんな風にしても裾がたなびいてカッコ良いかと思います。ちなみにマンションのバルコニーで撮影してますが風がめちゃくちゃ強かったです。
こういう着方をするなら、イエローのミドルゲージのタートルネックなんかがあると良い差し色になりそうですね。巻物を派手目にするのも良いかもしれません。
最後にセレクトショップのブログとかでよく出てくるポーズを(笑)。このポーズはなんかドヤって見えますよね。
パンツが細いのは私の好みですが、私の身長で上下太めにしてしまうとやっぱり辛いかなと思います。オーバーサイズを取り入れるとしても、全身やる必要はないと思いますしね。
あとはジャージー素材のスポーティなパンツを合わせてもカッコ良いと思います。
今回はオンタイム用のコーディネートは割愛しましたが、形はベーシックなので特に問題なく合わせられます。
欠点は…重い!
hevoのコートの特徴は裾に向かっての落ちる感じだと思いますので、そのためにはある程度重みのある生地の方が良いと思いますが…正直結構重いです。
ただナイロン系の軽めの生地だと着た時のシルエットが結構違うんじゃないかと思いますので、その辺は要注意かと思います。
今回はhevoのAMASTUOLAのご紹介でした。縁を感じて購入したモデルでしたが、去年購入したOSTUNIと合わせてヘビロテしていきたいと思います。
hevoのコートは同モデルで素材違い、柄違いが結構あり、このAMASTUOLAも別注含めて色々な生地が出ていますので、興味のある方は是非チェックしてみて下さい。ではでは。