こんにちはトリグラフです。少し間があいてしまいましたが、先日購入したhevoのostuniというコートのオススメポイントを紹介したいと思います。
このコートは本当に気に入っていて最近週2で着ています。初めてオーバーサイズのコートを買ったのですが、すごくしっくりきています。
前の記事でも書きましたが、去年までは全然オーバーサイズのコートに興味がなかったのがウソのようです。
ただ、オーバーサイズのコートならなんでも良かったかというとそうではなく、このコートはオーバーサイズを取り入れやすいように工夫がされているからこそだと思います。
特に40代だとオーバーサイズを取り入れるのにためらいがある方もおられるかと思います。私はさらに体型も小柄なので尚更でした。
そこで今回は、このコートが取り入れやすい理由を4つ紹介しようと思います。
その1 自然に落ちる肩
まず、そもそもオーバーサイズ感はどこで出てくるかというと、一番は肩が落ちたデザインかと思います。
その点このコートは肩が自然に落ちてくれます。
以前の画像の再掲ですが、インナーがニットだけでもジャケットを着ていても自然に肩が落ちていると思います。
これはオーバーサイズに着る前提のコートであれば大体このようになっていると思いますが、着るまではなかなか自分のイメージとして捉えにくいと思いますので、やっぱり気になるコートは一度着てみるのが良いと思います。
その2 テーパードした袖
オーバーサイズのコートだと、袖の付け根から袖口までかなり太いものが多いのですが、このコートは袖の付け根こそ太いものの、袖口に向かってテーパードしていて、袖口は普通のコートと同じくらいの太さです。
手持ちのコートで袖を比較してみました。袖の肩側を揃えてあります。一番下がhevo、チェックのコートが昨年購入したチルコロ、一番上がbelvestのコートです。
袖の付け根部分はhevoの太さがわかると思いますが、袖口はチルコロと同じくらいになっています。
このように袖が袖口に向かって細くテーパードしていると、オーバーサイズの印象が少し和らぐ効果があると思いますので、いつものファッションに取り入れやすいのではないかと思います。
ちなみにbelvestのコートの袖口はジャケットの袖口より細いくらいでした…
その3 裾まで真っ直ぐなシルエット
オーバーサイズのコートには裾に向かって広がっているシルエットのものもありますが、このコートは裾まで比較的真っ直ぐに落ちています。
広がっているとオーバーサイズ感がより強調されると思いますので、これも取り入れやすい要因かと思います。
その4 ベルト付き
あると無いとで大違いなのがベルト。ベルトをしめずに羽織っても良いのですが、ベルトがあることでシルエットの変化が楽しめます。
私の着画を見てもらうと、ベルトでウエストマークすることでオーバーサイズのコートには見えないメリハリのあるシルエットになっていると思います。
背の低い私にとってはベルト位置が少し低かったので上げるお直しをしましたが、これも良かったと思います。
さて、ここまで4つの理由を書きましたが、身も蓋もないことを書きますと、これらの理由は当然ながら後付けなのです。
やっぱり、着てみたときの「カッコいい!」という直感が、このコートを買った理由です。
前にも書きましたが、いくらオーバーサイズがトレンドだからといって、自分にしっくりこないものを取り入れる必要なはい、というスタンスは変わっておりません。
ただ、私はこのコートを着た時に「ああ、出会ってしまった」って思ったんですよ。
誰かに一目惚れしたかのようですが(笑)、もうこれは買うしかないなというアイテムに出会った瞬間って、そんな感じがしませんか?
そういうアイテムが、自分がこれまで見向きもしなかったオーバーサイズのコートの中にあるというのは驚きでしたし、新鮮な気持ちになりました。
そういうわけで、もし、このブログをご覧いただいている方で、オーバーサイズに興味はあるけれど二の足を踏んでいるという方がおられたら、背中を押したいという気持ちで今回の記事を書きました。
勿論、hevoのこのコートでなくても構いませんが、上で書いたようなポイントを満たすコートであれば取り入れやすいと思います。
コロナ禍で外出も思う任せない時期ではありますが、皆さんも素敵なコートとの出会いがあると良いですね。ではでは。