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【スーツ】スペシャルスーツの着画公開

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こんにちは。今日は先日仮縫いの様子を紹介したスペシャルな生地のスーツが完成したので、レビューと着画を公開します。

前回の仮縫い記事はこちら。

目次

スペシャルな生地、スタイルは平凡

さて、4月の仮縫いから半年程、10月になって出来上がってきました。今回はとにかく生地がスペシャル。仮縫い記事にも載せた画像ですが再掲。

あまり伝わらないかもですが、ヌメッた光沢があります。どこの生地かは書きませんが、いわゆる「良い生地」であることはお分かりいただけるかと。ウエイトはそれほど無くて、300g/mも無いのではと思います。

では早速スーツの紹介に。まずは全体画像。

暗めのネイビーで、なかなかうまく撮影できませんでした。この画像もヌメッた光沢は伝わらないですよね。

スタイルはいつも通りの段返り三つボタンでシングル。生地の良さを引き立たせるには、形は平凡なものが良いでしょうからね。

ディテールもいつにもまして(私基準の)ベーシックに。

このスーツは間違いなく、私の今後の人生でいわゆる一張羅となるスーツですので、ディテールはごくベーシックにして、使いやすいように仕上げたつもりです。

その一つが裏地の色。上の画像だと首元から少し見えているだけですが、ネイビーの裏地にしました。

普段から派手な裏地をつけるわけではないですが、それでもネイビースーツならグレーやダークベージュの裏地をつける程度には洒落っ気を出すところ。それを今回は表に合わせてネイビー。遊びなしでございます。

またゴージラインもいつも通り高め。これもマイ定番。

次にボタン。

ここの店主はブラウン系が好きなので?よくブラウン系のボタンを勧められますが、ここはブラック。こうしておけば黒靴に合いますし、茶靴にしても違和感は少ないかなと。

バックスタイル。

この画像の方が光沢が伝わりますでしょうか。ドレープ感も強く出ています。

ベントはサイドベンツで、これまた私のお決まりスタイル。

なお、右上から斜めに強めのシワが入っていますが、これは着るとなくなります。

パンツも一応。

床に置いて撮影したこの画像が1番生地感が伝わるかもしれません。

見た目だけでは無く、手に取った感じ、何か触ってはいけないものを触っている感…

撮影時に妻が触っていたのですが「え、何これ…めっちゃ気持ちいい」といってました。

仕様はこれまたいつもので、ノータックでベルトレス、飾りでサイドアジャスター。

そして裾はダブル。これは少し悩みました。フォーマル寄りにするならシングルですが…とはいえ主戦場はビジネスであり、ダブルで良いかなと。

ダブルにすることでパンツの落ち方が綺麗になりますし、綺麗に見せることはフォーマル具合とは別の意味でビジネスシーンで大切かなと思います。

パンツはもうずっとこの仕様なんですが、ワンタックくらい入れても良かったですかね。まぁでも今までノータック一本槍なんで、このスーツで初トライのディテールはやめておいて正解かな。

店主のこだわりディテール

ジャケットに戻って、袖口のボタン。

これは3つボタンにしました。大体4つにするんですが、店主から3つを勧められまして。理由を聞いたような気がしますが…忘れました。

少しだけ遊び心を入れたのは袖裏。

私の好きなグリーンの入ったストライプにしました。店主からは、グリーンはあまりスタンダードではないと言われましたが、ここは私の好みにしました。裏地以上に見えることがない部分ですが。

また本切羽になってますが、別に自分から本切羽に指定したわけではなく、最近は何も言わないと本切羽になってます。外して着ることは一切無いので、あきみせでも構わないのですが、店主のこだわりだと思います。

肩周り。これは屋外で撮影した画像です。

ここは最初は裄綿が入っていてもっとクリアな表情でした。それはそれで良かったのですが、全体のドレープ感の中で肩のクリアな表情がやや目立つように思いました。

元々、ドレープ感の強さとバランスを取る(逆の要素を入れる)ために裄綿を入れたのですが、そこだけ少し浮いた感じになっているように思ってしまって…そこで店主から裄綿を抜くことを提案されてこうなりました。

結果的には、これまで作ってきたジャケットよりややクリア、だけど甘さも少しあるような表情となりました。

最後にフラワーホール。

ミラネーゼと呼ばれるフラワーホールです。店主から提案されて「じゃあそれで」ということでこうなりました。出来上がってみると確かにいつものフラワーホールとは違い、シュッとした雰囲気に。このディテールは気に入りました。

私は色柄へのこだわりは結構強いタイプなので、裏地とかは割と我を通しますが、ディテールは店主からの提案があれば「そうなんだ、じゃあそれで」という感じ。

結果的に私と店主のこだわりが入り組んだスーツに。まぁ、これはいつもそうなんですけどね。

勿論、店主はこだわりを押し付けてくることはなく、あくまで提案という形。この辺りの加減が、私とうまく波長が合っているように思います。

着画で雰囲気を伝えたい

少し長くなってきましたが、このまま着画もお見せします。

こちらはインスタに先行して投稿した、脚の長さが盛れた画像(笑)

脚はともかく、生地の雰囲気は伝わってますでしょうか。左腕のシワの入り方が独特の滑りを伴っているあたりで感じていただければ。

コーディネートはごくごくシンプルにしました。ネイビーのソリッドタイに白リネンのチーフ。靴は黒のホールカット。手持ちのアイテムでは1番ドレッシーな組み合わせです。

正直、形にはそれほど言及するところはないです。何せいつも通りに作ってるので…

ボタンを外して。

今回、パンツはやや長めに作りました。いつもはノークッションが多いのですが、今回はハーフクッションというところでしょうか。冬物なので、少し(見た目の上での)重さを持たせたかったので。

続いて少し角度をつけた画像。

こちら、特に左側がわかりやすいのですが、パンツの幅がそこそこあることがお分かりいただけるかと思います。上で書いたように丈を長くするにあたって、裾幅を1cmひろげて19cmにしました。

店主より「丈を長くするなら靴に綺麗にかかるように裾幅を少し広げたい」と言われ承諾したのですが、それがわかりやすく表れているかなと。

ただ、私は見ての通り非常に薄い体つきをしておりまして、バスト、ウエスト、ヒップと、真横から見た抑揚がほとんどありません。

それでパンツも長め、裾幅も広めとしてしまうと、横から見た時のスタイルがかなり平坦に見えてしまいます。

身長とのバランスを考えても、裾幅はこの19cmが最大かなと感じます(フレアパンツは別)。

最後にバックスタイル。

ジャケットは美しいですね。今回は脚長画像が撮れたのでそれをサムネにしてますが、それが無ければやはりこれがサムネかな(笑)

上で書いたように、ジャケットを吊るした時に大きく寄っていたシワは見えなくなっていると思います。

一方でパンツは結構シワが出てますが、これは私の下半身が歪んでいるのと、結局パンツの裾が靴にうまくかかってないように見えます。これはもう仕方ないかな。まぁ、ドレープを楽しむということで。自分では見えませんが。

着用シーンは「ここぞの場面+α」

買ったら沢山着たい派の私、新しいスーツやジャケットを買ったらそのシーズンは週1では着るのですが、流石にこれはそういう頻度で着るものではないかな思っています。

とはいえ、じゃあビジネスでの「ここぞ!」という場面でしか着ないのかというと、それだとシーズンに1度も着る機会が無さそうなんですよね。

何よりも「着ると気分が上がる」という感覚をたくさん楽しみたいのです。

なので、自分の中で何か理由をこじつけつつ、月に1〜2度は着用しようかなと。

最初に着用した時のコーディネートはこちら。

この時は偉い人に会う予定があったので着用しましたが、といっても、とあるツールの使い方のレクチャーという感じで、畏まった雰囲気ではないです。

なのでネクタイもあえてグリーン系にして、少しくだけた感じにしてみました。

そんなことを書きつつ、最近になって会社の同世代の同僚が結婚するというニュースがあり、来年2月の結婚式に招待されてしまいました。

元々友達も多い方ではなく、しかも年齢も40半ばですから、結婚式のピークなどとっくに過ぎ去っているところに招待です。このスーツを着るのにこれ以上お誂え向きの場はないでしょう。

そう考えるとこのタイミングでこのスーツをオーダーしたことに、何か運命的なものを感じます。あるいは、スーツが持ち主に代わって着るに相応しい場を用意した、「持ってるスーツ」とでも言えばいいでしょうか(笑)

それまでも大切に着用しつつ、特別な生地を楽しみたいと思います。



というわけで、人生初の仮縫いをしたスーツのレビューでした。

今年はこれに予算を投じたので春夏のジャケットは無しにしたのですが、それだけの満足感はありました。初体験の仮縫い含めて、とても良いお金の使い方ができたと思います。店主にも改めて感謝です。ではでは。