こんにちはトリグラフです。今日は、Shibumi Firenze(シブミ フィレンツェ)のトランクショーで購入したネクタイのレビューをお送りします。
トランクショーの様子はこちら。
今回購入したのはプリントタイ、ではなくて、グレナディン織のグリーンの花柄小紋タイです。
※色は一番下の着画のものが実物に近いです
グレナディン織とは?
グレナディン織というのは、強撚糸を用いたからみ織のこと。フレスコとかガルザとかと、同じような意味合いのようです。
元々はプリントタイが欲しいと思っていたのですが、一方で色はグリーン系が欲しいとも思っておりました。
トランクショーの中ではグリーン系のプリントタイは琴線に触れるものがなかったのですが、こちらのグレナディン織のグリーンのタイはかなり刺さりました。
明るすぎず暗すぎないグリーンと、グレナディン織による陰影により、深みのある色合いになっていると思います。
花小紋はこんな感じで黄色と緑の2色ですが、控えめで品があって良いかなと。
からみ織というと夏物のイメージがありますが、今回購入したものは密に織ってあるので透け感はほとんどなく、一年を通して使えるところもポイントです。
やっぱりスフォデラータ
裏の仕様はお気に入りのスフォデラータ(剣先のみ裏地なし)。最近まずチェックするのは剣先です(笑)。
芯地はかなり奥まってます。
この儚げな剣先を活かすのであれば、大剣と小剣を同じくらいの長さに結んで、剣先をゆらゆらさせるような着こなしが良いかと思いますが、私は背が低いため小剣はパンツにインしてしまいますからそんな着こなしはできないんですよね。まぁファッション業界人くらいしかしないかもしれませんが。
なのでまず誰にも気がつかれることはないのですが、こればっかりは好きなんですとしか言いようがないです。
この剣先の処理ですが、結構きっちりしてるな、と感じます。ネクタイの折り目も割としっかりつけてあって、テイスト的にはイタリアというよりは日本っぽい感じがありますね。
小剣のループもしっかり縫いつけられてあります。この辺は実用を考えますと好ましいですね。
コーディネートは?
私が1万円以上出して買うネクタイなんて、コーディネートに困るわけがありません。グリーンは好きな色というのもあるのですが、ネイビーにも合いますし、ブラウンやベージュにも合いますね。
というわけでとりあえずネイビーの千鳥格子ジャケットと合わせてみました。
色はもちろん問題無し。ジャケットとネクタイの2柄ですが、ネクタイの柄が控えめなので、ごちゃごちゃした感じはないと思います。
似たような柄の花柄小紋タイは2年前にfiorioの物を購入して使っていますが、非常に使いやすいですね。コーディネートに迷ったらコレという感じです。
ネクタイの締め心地は、なかなか良いですね。柄のアップの写真を見てもらうと素材感がわかると思うのですが、プリントタイと比べてザラザラしていて固めの生地ですから、締めた時の摩擦も強くなって緩みにくいんじゃないかと思います。ダブルディンプルも綺麗に仕上がりました。
しばらくは登板回数多めになると思いますので、他のコーディネートもインスタに上げていくかと思います。
というわけで今回はシブミ フィレンツェのネクタイのレビューでした。
元々狙っていたプリントタイとは違いますが、結果的には非常に良い買い物ができたと思っています。
なかなか手に取ってみる機会のないブランドかと思いますので、皆様の参考になれば幸いです。ではでは。