こんにちは。今日は4年振りにワイヤレスイヤホンを買い替えたので2週間使用したレビューをお送りします。
- そろそろ寿命か…
- パッケージと中身
- 選んだ理由
- 着け方には慣れが必要
- 初めてのノイズキャンセリングにビックリ
- タッチセンサー機能は多いがカスタマイズ不可
- アプリの使い勝手は微妙?
- エントリーモデルより少しだけ良いものを求めている方にはオススメ
そろそろ寿命か…
4年前から使っているワイヤレスイヤホンの調子が悪くなってきました。
前から、バッテリーが少なくなると勝手に電源がオフになることがあったのですが、最近はバッテリーを充電してもその症状が出るようになり…3千円で4年近く使えばまぁ寿命かなと思い買い替えすることにしました。
5千円以下くらいで探し始めましたが…案の定候補が多くて決められません。
なのでまずメーカーは今使っているSOUNDPEATSに絞りました。
SOUNDPEATSは低価格帯のイヤホンを中心に展開しているメーカーですが、前の機種は3千円くらいのイヤホンで4年間ももってくれたので、実績としては十分です。
そこからさらに絞って今回購入したのはSOUNDPEATS MINI PRO HSです。
Mini Pro HS – SOUNDPEATS JAPAN
こちらは昨年11月に発売されたモデル。低価格帯のSOUNDPEATSの中では比較的上位のモデルのようで、ハイレゾにノイズキャンセリングや外音取り込み、スマホアプリと連携してのイコライザー機能などがあるようです。
稼働時間はイヤホン本体で8時間(ノイズキャンセリング機能使用時は6時間)、ケース込みで28時間。イヤホン本体での稼働時間は長いですが、ケース込みの時間は標準的かなと思います。
定価は8,000円ほどですが、クーポンなどで大体はもう少し安く購入できるようで、私はポイント還元も合わせて5,000円程で購入しました。
パッケージと中身
とりあえず商品を見ていきましょう。まずはパッケージ。
SOUNDPEATSのパッケージはこういう人の横顔が多いみたいです。
開けるとこれ。
中身です。
ケースにイヤホン本体、イヤーピースは3種類(一つはイヤホンに装着済)、あとは充電用の短いType-Cケーブル。標準的なセットだと思います。また画像にはないですが説明書もついてます。
ケース。サイズは縦4cm、横5.5cm、厚さは2.5cmといったところ。かなり小さいですね。
開けるとこんな感じ。このSの字ってスーパーマンに似てません?Sの字部分がタッチセンサーになっています。
選んだ理由
私のイヤホンの使用シーンですが、通勤中とかカフェの中とかで使うことが多いです。何を聴くかといえば、YouTubeやアマプラ等。
なので音質へのこだわりよりは、装着していて外れにくいとか、ケースからの取り出し・収納がしやすいといった取り回しを重視しています。
本機と同時期に出たSOUNDPEATSの他の2機種と比較したのですが、一つはインナーイヤー型で外れやすそう、もう一つはケースから取り出した時のイヤーピースの向きが耳に挿し込む向きと逆で持ち替えが必要そうなのがネックになり、消去法でこちらを選びました。
後者はCAPSULE3 PROという機種で、ケース込みで52時間もバッテリーが持つのは魅力的でした。価格は1000円程高くはなりますが、取り回しが良ければこっちにしたかったですね。興味のある方は検索してみてください。
着け方には慣れが必要
まずイヤホンをつけてみたのですが、ここで少し戸惑いました。
パッケージの女性の画像のように、右耳でSの字が少し左に寝るくらいの位置が良いのだと思いますが、本体が丸いので何かの突起物を目安にすることができません。
前使ってたものは俵形だったので、傾け具合で大体フィットする位置を手が記憶してたのですが、これはそうはいかず、使い初めの頃は耳に挿し込んでからイヤホンを回してフィット位置を探る感じになりました。
ただ、2週間使い続けたら、ここは気にならなくなりました。ケースから取り出す時にイヤホン本体を持つ指の位置が固定されて、毎回大体同じ傾きで耳に挿し込むことができるようになったのかもしれません。
初めてのノイズキャンセリングにビックリ
最近はすっかりメジャーになったノイズキャンセリングという言葉。私は今回初めてノイズキャンセリング機能付きのイヤホンを使ったのですが、かなり違いを感じることができました。
電車内だと、ノイズキャンセリング機能がオンの時とオフの時とで聞こえ方がかなり違います。電車の音を完全にシャットアウトするわけではないのですが、イヤホンからの音はかなり聞きやすくなりました。
私は他のイヤホンのノイズキャンセリング機能と比較することはできませんが、色々なレビューを見てもこの価格でこれだけノイズキャンセリングの効果があるのはなかなか良いようです。
タッチセンサー機能は多いがカスタマイズ不可
操作はSの字部分のタッチセンサーに触れて行うのですが、これだけ機能があります。
いやーオジサンには覚えきれないです。ただよく使うのは一時停止とノイズキャンセリング/外音取り込みのモード切替かなと思いますので、それを覚えておけば個人的には大丈夫。
ただし音楽を聴く方には、前の曲に戻る機能がないのが不満点かもしれません。
スマホアプリと連携するので、タッチ操作にどの機能を割り当てるかのカスタマイズができれば良いと思うのですが「1回のタッチ操作を無効化する」というオプションはあるものの、全体的なカスタマイズは現時点ではできないようです。
アプリの使い勝手は微妙?
スマホアプリですが、起動するとまずこの画面。
イヤホンを探しているわけですが…この画面が5秒くらいはあります。で、次がこの画面。
この、バッテリー残量しか情報のない画面、必要だろうか…
この画面の下の方の左側にあるアイコンをタップすると、やっとイコライザーやモード切替ができる設定画面にいきます。
まぁ、イヤホンを使う時にいつもこのアプリを起動するわけじゃないですが、サッとモード切替をしたい時に使える感じではないです。少なくとも2画面目はいらないと思います。
エントリーモデルより少しだけ良いものを求めている方にはオススメ
なんかよくない点ばかり書いてしまってますが、全体としてはなかなか良いイヤホンだと思います。
特に私のように、数年前に格安でワイヤレスイヤホンを買って、少しだけ良いものに買い替えようという向きにはもってこいじゃないでしょうか。
大体3千円くらい出せばワイヤレスイヤホンは買えますが、あと2-3千円の追加で、ノイズキャンセリングなどの数年前ならハイエンド機用の機能が使えますから、また数年使うことを考えればコスパは非常に良いと思います。
今回はワイヤレスイヤホンのご紹介でした。前回購入時から既にメーカーが乱立してましたが、最近はダイソーやセリアでも置いてあるなど(1000円以上はするようですが)なんでもアリ状態。
なので思い切ってメーカーをSOUNDPEATSに絞って1日だけ比較検討してこの機種を買いましたが、結果的にはクーポンの効いた時期に買えたので良かったです。
使っていて多少不満点もありますが、アプリなんてそもそも前の機種にはなかった話なので、些細な話。
4月から環境が変わって電車に乗る時間が増えるからワイヤレスイヤホンを買ってみようかなという方にもオススメです。ではでは。