こんにちはトリグラフです。今日は、白っぽくなったスエードの革靴をクリーニングに出したので、前後で比較し、また今後同じようなことにならないように考えたいと思います。
スエードの革靴は一足だけ持っておりまして、World Footwear GalleryとPerfettoとのダブルネームで、ダブルモンクのものです。
ダブルモンクって脱ぎ履きの時にも便利ですし、それでいてスーツに合わせても問題ない紐なし靴ですから、なかなか便利ですよね。
こちらは素材がスエードでビブラムソールということもあって、雨の日や出張時にもよく使っていたのですが、色がかなり白っぽくなっていました。クリーニングに出す前の画像がこちらです。
爪先より少し上あたりが特に白さが目立ちますよね…
ケアとしてはたまにブラッシングと防水スプレーをしていたのですが、徐々にブラッシングしても毛が寝たままで固くなってしまい、色が白っぽくなってしまいました。
ちょっと自分ではどうしようもなくなってきたので、専門家に持ち込むことにしました。
今回うかがったのは銀座三越5Fのシューリペアサロンです。
事前に相談したところ、スエードの靴のクリーニングとカラー入れで、税抜2,500円ということでしたのでお願いしました。
クリーニング後はこちら
1週間後に戻ってきたのがこちらの画像です。
クリーニング前の画像との比較。上がクリーニング前、下が後です。
照明の明るさが少し違うのですが、クリーニング後の方が色がかなり戻っているのがわかると思います。
ただ、もう少し寄ってみると、元通りとはなっていません。
お店の方に話を伺ったところ、かなり毛が固くなっていて、ブラッシングもしたのだが、これ以上強くブラシをかけると毛が切れてしまうのでこれ以上は復元できないとのことでした。
原因は?
こうなってしまった原因を店員さんとも話していたのですが、ブラッシングが強すぎたのかもしれません(スエード用のブラシを使ってはいました)。
また、防水スプレーも、雨のたびに使っていたわけでもないのですが、吹き付ける時の距離が近すぎたのかもしれません。
私のケアの仕方や使い方に難があったのは間違いないと思いますので、次にスエードの靴を買うときはよく気をつけて使っていきたいと思います。
もちろんこのダブルモンクもまだまだ履きたいと思います。
今回はスエード靴のクリーニングについてでした。
スエードという素材は、表革よりも少しカジュアル感があって、また春夏なら春夏らしく、秋冬なら秋冬らしく見えるという便利さもあり、個人的には好きなのですが(オフではスエードのリビエラばっかり履いてますからね)ケアの仕方次第ではかなり痛みが目立ってしまうなというのが今回でわかりました。
表革と異なって経年のアジという感じも出にくいですから、ちょっと注意した方が良いのでしょうね。まぁこんなに白っぼくしてしまう人も居ないと思いますが…
ビジネスウェアのカジュアル化の流れで、スエードの出番も増えてくるかもしれませんが、ケアには注意したいと思います。ではでは。