こんにちはトリグラフです。世の中にはゴールデンウィーク明けからクールビズという会社も多いかと思います。
そこで今回はクールビズにはコットンパンツをオススメしたいということを書きたいと思います。
オススメポイント1:春夏らしい雰囲気
なぜクールビズの時期にコットンパンツがオススメかというと、一つ目はその春夏らしい雰囲気です。
まぁウールのパンツでも色や素材次第で春夏らしくはなるのですが、特にベージュのような色はコットンならではでしょう。
上は私の持っているコットンパンツ。いずれもイージーオーダーで1本1万円程度です。
左のパンツは黒ではなくネイビー。右のブルーのパンツはかなり明るくて、正直できてきたときに『うーん失敗した』と思いました(笑)でも履いてますよ。
まず1本買うならオススメはやっぱりベージュですね。コットンパンツらしい雰囲気が一番味わえると思います。
ベージュのコットンパンツを履いて気に入ったら次はコットンスーツにチャレンジ!というのもいいと思います。
逆に職場で浮くのが不安という事であれば、ネイビー系のコットンパンツから入るのもいいでしょう。グレーのジャケットに合わせることもできますしね。
私は買い足すならグレー系を買ってみようかと思っています。
オススメポイント2:休日ファッションへ転用しやすい
もう1点のおすすめポイントがこれ。休日のパンツとしてクリース(折り目)の入ったコットンパンツというのは、ドレスとカジュアルのバランスがとりやすいです。
夏の休日のオシャレは、トップスはTシャツやポロシャツといったカジュアルアイテムがメインになると思います。
これにボトムスをジーンズとしてしまうと、かなりカジュアルに寄った感じになりますが、コットンパンツを合わせるとややドレス寄りになります。私ももう40近いので、コットンパンツのほうが落ち着く感じですね(ジーンズも履きますが)。
選ぶときのポイント:裾の処理
コットンパンツを選ぶとき、気をつけたいのは裾の処理です。というのも、平日と休日でパンツの丈を変えたいためです。
平日は、クールビズとはいえ、くるぶしが出るような短い丈のパンツというのはちょっと履きづらいのではないかと思います。
一方休日は、特に春夏ですと、くるぶしが出るくらいの丈のパンツをはいて、ソックスもインビジブルソックスにして素肌を出すことで、涼しげな印象とともにあか抜けた感じにもなります。
これを両立させるためには、平日用の長さでシングル裾で処理しておいて、休日は3~4cm程度折り返して履くようにするのがいいかと思います。
上はちょっと分かりにくいかもしれませんが、ベージュのコットンパンツの裾を折り返して履いているところです。
このように折り返して履く運用ができるのは、ウールに比べてコシのあるコットンならではです。
一方この時にちょっと邪魔になるのが「靴ずれ」と呼ばれる、裾の裏についている布です。
「靴ずれ」とはパンツの裾の裏の後側だけについている布のことで、裾から1~2mm出ていることで、裾が靴と擦れてほつれることを防いでくれる布です。
ただ平日に折り返して履くという運用をしたい場合はちょっと邪魔になります。
コットンパンツの裾処理で靴ずれがついてくることはあまりないかもしれませんが、オーダースーツ店でオーダーした場合は何も言わないとついてくることがありますので(というか付いてきました)よく確認しましょう。
右のブルーのパンツについているのが「靴ずれ」です。
更に、裾上げした内側部分の布の長さですが、上の写真の左のベージュのパンツのように7〜8cm程度の裾上げ長さならいいのですが、もっと短い場合、折り返すときに裾上げの縫い目と干渉したり、縫い目が表に見えたりするので注意が必要です。
要するに「スーツの裾上げ処理だけでど靴ずれはつけない」というのが良いわけです。
さて、今回はコットンパンツについて書いてみました。
クールビズとはいえコットンパンツはダメという職場もあると思いますが、状況が許せるなら春夏らしい雰囲気を出しやすいのでオススメです。ではでは。