こんにちはトリグラフです。さて、もうすぐ4月、新入社員の季節ですね。というわけでここは定番の『新入社員は入社前にスーツや革靴をどう揃えておけばいいのか?』というネタをやってみたいと思います。また基本的には就活生の方にも当てはまるかなと思いますので、以下では何もビジネスアイテムを持っていない就活生にも適用できるよう、就活時のアイテムの使いまわしはしないという前提で書いていきます。新入社員の方は勿論使いまわせばいいので、その辺りは各自読み替えてください。
さて勿論、本記事は二番煎じ三番煎じということは承知しております。先人の皆様ですと例えばこういった記事があります。
先人の皆様と同じところや違うところがあると思いますが、どうするかは新入社員の皆様次第。よろしくお願いします。
アイテム選びの方針
まず、アイテム購入にあたってどういう方針で選ぶかを書いておきます。
(1)予算は10万円
予算は10万円。結構厳しくて、いろんな割り切りが必要になってきます。またアンダーシャツや鞄も含みます。ただ消費税は許して(笑)。
(2)コーディネートのしやすいアイテムを揃える
これはつまりどうとでも合わせられるアイテムを揃えていくということですね。これは私のファッションの基本方針でもあります。
(3)1週間洗濯しないで済むようにシャツは5枚買う
家に帰ったらバタンキューというのもよくあることだと思いますので、週末まとめて洗濯する前提とします。
(4)小柄な男性のことも考えます
要はイージーオーダーも視野に入れますよということです。今からだと間に合わないかもしれないですが…すみません。
10万円のアイテム選び
スーツ20,000円×2(イージーオーダーなら23,000円×2)
これは定番ですね。2プライスショップでグレー無地とネイビー無地を買ってください。イージーオーダーの場合、以前紹介したビッグヴィジョンですと1着23,000円でした。2着だと46,000円なので、2プライスショップで買うより6,000円高くなります。勿論生地はポリエステル混紡になりますが、そこはしょうがない。それよりきちんとサイズの合うものにしましょう。
就活生向けに書くと、最近の就活は黒スーツが定番のようですが、会社に入ってからの事を考えますとやはりネイビーかグレーがいいような気がします。ただ、周りが黒スーツだから黒スーツを着たほうがいいだろうという心理はわかりますので、気になるなら黒スーツを買えばいいと思います。
シャツ5,000円×5(イージーオーダーなら5枚で23,300円)
オススメはメーカーズシャツ鎌倉でしょうか。イージーオーダーでも、ビッグヴィジョンならポリエステル混紡の生地だと2枚で9,800円、3枚で13,500円で作れますから、5枚でも23,300円です。
色柄はどんなものを買うか。これは業種や職種、また『新入社員が白シャツ以外を着るなんて許さん』的なカルチャーなど、色々制約があるかもしれませんが、そういうことが特に無いなら。白無地2枚、サックス無地2枚、いけそうならサックスと白のストライプ1枚。まぁ白無地5枚でもいいのですが、できればブロード、オックスフォード、ヘリンボーンとか生地を変えるといいでしょう。
襟型はホリゾンタルカラーやボタンダウンなど、クールビズ(ノーネクタイ)を見越した襟型(襟が立ちやすい形)を選んでおくと吉です。入社してすぐにクールビズになったりしますので…それと襟やボタン、ボタンホールに装飾がたくさんあるシャツは、とりあえず避けましょう。
アンダーシャツ1,000千円×5
ベージュの透けないアンダーシャツを5枚。こんなところでしょうか。
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欲を言えばネック部分が切りっぱなしになっていると尚良いです。
ネクタイ3,000円×3
3,000円でもシルク100%のネクタイは沢山あります。ただし派手なチェックが多いのでそこは注意を。また7cm未満の細幅ネクタイも不要です。ブランドにはこだわらず、ネイビー無地、ネイビー系レジメンタル、ネイビー小紋、あたりを選びましょう。例えばこんな感じでどうでしょうか。
靴10,000円×1(イージーオーダー派なら8,000円)
黒のプレーントゥかストレートチップのラバーソールを一足。例えはケンフォードあたりが候補でしょうか。
ここが意見の分かれるところかと思います。革靴好きの皆さんからすると、同じ革靴を毎日履くなんてありえないというところでしょう。
私の意図としては、この1万円の靴は5-6月に本命靴を買うまでの繋ぎであり、その後は雨の日用に活用してはどうか?というものです(就活生の場合はこれ1足でしのぐこともアリでしょう)。
予算10万円で革靴を2足買ってローテーションするとしますと、シャツ予算を削ってあと5千円〜1万円ひねり出す感じかと思いますが、結局1万円位の革靴だと買い替えたくなってしまうのでは?と思います。そうなると買い替え前提アイテムが増えてしまいますのでトータルでは余計に費用がかかるかなと。またシャツの予算を削ってしまうとイージーオーダーに対応できないようにも思います。
鞄5,000円×1(イージーオーダーなら3,000円)
黒のナイロンバッグになると思いますが、この価格帯だと流石にかっこいいものを選ぶのは困難。むしろこれくらい安くて機能的なもののほうが潔い感じがします。
■ベルト3,000円×1
革靴が黒だから当然黒。これもなるべくシンプルなものを選びましょう。
靴下300円×5
とりあえず黒ならオッケー(おい)。
合計 98,500円(イージーオーダー派は98,800円)
ポイントは革靴に対する考え方でしょうね。長く履くことを考えるとやっぱり2万円は出したいですから、ここは繋ぎと割り切ることにしました。
またネクタイを全てネイビー系としています。ネイビー以外で定番カラーだとブラウンかなと思いますし、ブラウン系タイが1本入る事で着こなしの幅もかなり広がります。では何故入れてないかというと、個人的にブラウン系のタイをするならベルトもブラウン、つまり靴までブラウンにしたいんですよね。私はこの『ネクタイ-ベルト-革靴』の縦のラインは結構気にしてます。まぁブラウンというよりブロンズ系の色をうまく選べばOKなんですけどね。
予算を圧迫しているのは実はシャツです。週に1回洗濯することにしてシャツを3枚に減らせばそれだけで10,000円浮くんですよね。実際、就活時に2~3枚買って、就職時にもう2~3枚買うという人が多いかと思いますので、一度に5枚は必要ないでしょうね。
さて、今回は10万円で最低限のアイテムを揃えることをやってみました。次回はここから何を買い足していくかということを書きたいと思います。ではでは。
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