こんにちはトリグラフです。小柄メンズのスーツスタイルTips、前回はネクタイ選び、というかネクタイの長さ調整のお話でした。
9回目の今回はバッグ・ベルト・靴をいってみましょう。これらのアイテムに共通して言えるのは、あまり目立たせないようにする、ということです。
これも最初から何度も書いておりますとおり、全体とのバランスを考えての事です。スーツの中でラペルの幅を考えたように、自分の体に対してこれらのアイテムが目立ちすぎるということを避けることが大切です。
バッグは大きさに注意
まずはバッグですが、これの注意点は大きさに尽きると思います。
小柄な人に大きなバッグはやはりアンバランスです。勿論たくさん荷物があるなどの機能的条件で大きいバッグを持たざるを得ない場合もあるかと思いますが、見た目だけを考えたらあまり大きなバッグは避けましょう。
私が今使っているのはこちらの記事で紹介したガレリアントのトートバッグ。
大きそうに見えますが中に物を入れない状態だとクシュッとなるのでそれほどボリュームはありません。
ちなみに(ほぼ)同デザインで一回り大きなサイズもありますが、そちらだと少し大き目かな?という感じでした。
ブリーフケースなら、FUJITAKAが出しているこちらなどは普通のものより一回り小ぶりのデザインでいいなと思います。
(画像は https://store.iketei.jp/products/detail.php?product_id=1886 より2017/3/4引用)
また、大きさを感じさせるデザインというものがあります。例えばブリーフケースでいうと、周囲をぐるっとふちどりしてあってさらに角ばっているようなもの。同じFUJITAKAだと例えばこんな感じです。
(画像は https://store.iketei.jp/products/detail.php?product_id=679 より2017/3/4引用)
この二つは両方ともA4サイズの小振りなバッグですが、後者の方が大きく見えると思います、って言っても画像は前者のほうが大きいからよく分かりませんが…
トートバッグの場合は、通常の船形(上辺のほうが下辺より長いもの)ではなく、上がすぼまったもの(下辺のほうが上辺より長いもの)がオススメ。
そのほうが大きさが分かりにくく、また安定感が出るように感じます。高級なところではシャンボールセリエあたりですが、セレクトショップのオリジナルでも品質は十分でしょう。
例えばバーニーズニューヨークのオリジナルだとこちら。閲覧時の価格は税込35,640円でした。
上の私のガレリアントのバッグはこちらになります。
ベルトは幅に注意
次にベルトのポイントは幅です。私のベルト紹介記事でも書きましたように、幅が太すぎると滑稽です。
標準体型の人からすると少し細目で女性っぽいかな?位のものでちょうどいいのではないでしょうか。具体的には30mm前後ですね。35mmは太すぎます。
バックルもごくごくシンプルで小さめのものにしたほうがよいでしょう。
クールビズの時期にはメッシュベルトもアリだと思いますが、メッシュ1本1本の幅が狭い、ドレッシーなものを選びましょう。やや繊細なデザインの物を選でおいてちょうどいいくらいだと思います。
ノーズが長すぎる靴は避けましょう
靴の場合気をつけるのはノーズ(捨て寸)でしょうか。
トンガリ靴は論外としても、あまりロングノーズなものも避けたほうがよいでしょう。また実際にはロングノーズではなくともロングノーズに見えるデザイン、例えばチャッカブーツ(あまりスーツに合わせないかもしれませんが)なども気をつけたほうがいいかもしれません。
バッグ・ベルト・靴についてはこんなところでしょうか。バッグは選択肢は多いですし、オシャレのポイントにもなりうるアイテムですので、自分の好みやコーディネートを第一に考えつつも、大きさにも少し気をくばってみてください。
またベルトはやや無頓着になりがちなアイテムかと思いますが特にクールビズの時期はかなり目立つアイテムですので、少しこだわって選ぶことをお勧めします。靴は私の場合まずサイズがね…ヒールが抜けがちなものが多いですのでそこのクリアが先決です。
さて次回は小柄な人にとってまさに鬼門ともいえるコートです(コートの時期に間に合わずすみません)。このコートの回を持ってこのシリーズもひとまず完結とする予定です。よろしくお願いします。
→次回はこちら
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