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【Tips】タイバー(ネクタイピン)の使い方

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こんにちはトリグラフです。今回はタイバー(ネクタイピン)についてです。タイバーの用途は当然ながらネクタイがヒラヒラするのを防ぐものなわけですが(よく考えたらなんでヒラヒラして邪魔なものをわざわざ付けて、更にそれを防ぐものをまたつけるのか…)最近ではオシャレのためのアイテムとして注目されていますね。スーツ着用のビジネススタイルでは金属のアイテムはなかなか身につけられないと思いますので(時計はありますが)そういう意味では貴重なアイテムです。

 

選び方1:シンプルでバネ式のものを

選び方というほど大層なことではないですが、デザインはシンプルなものがいいでしょう。シルバーの無地や多少の柄、石が付いているとしてもあまり目立たないものがいいかと。
またタイバーにはバネ式(裏側にバネが付いていてその力でネクタイとシャツを挟むもの)とクリップ式(タイバーそのものがクリップの形になっているもの)があります。おすすめはバネ式です。クリップ式は使っているうちに幅が開いてきて、挟めなくなってきます。バネ式でもいずれそうなるのですが、バネ式の方が長持ちするようです。

選び方2:長さは5~6センチ程度のものを

時々長さが4センチ程度のタイバーもありますが、あれはナロータイ用です。ビジネス用の普通のタイにすると、見た目がチグハグになるだけでなく、下手をするとシャツとうまく挟めなくて用をなさなくなりますので注意。つける位置は次の項で書きますが、上のほうにつけるとしても、5~6センチ程度の物でいいでしょう。
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私の使っているタイバー、1,000円ほどだったと思います。長さは5センチ、やや短めです。超地味ですね。ただし安物を買うときは地味なものを選ぶのがコツです。

つける位置:上につける?下につける?

さてタイバーをつける位置です。これは諸説あるというか、タイバーを「実用品」と考えるか「装飾品」と考えるかでも変わってきます。例えばシャツのボタン位置でいえば第三ボタンと第四ボタンの間につけると、ジャケットのボタンをとめていてもタイバーがほぼ見えます。装飾品と考えるならこういう位置もアリですね。雑誌でもこういった位置につけていますね。

一方タイバーを「実用品」と考えますともっと下の位置になります。ジャケットを脱いで食事する時にネクタイがヒラヒラしていると不慮の事故が起こりやすいですが、タイバーを下につけているとこれをかなり防いでくれます。上のほうでつけているとこの点、やや不安です。
私はシャツのボタン位置でいえば第5ボタンのすぐ上程度につけます。実用性重視で、ジャケットのボタンをとめたときに、若干見えるかどうか?の位置です。
また個人的に、見えるか見えないかくらいのほうが品があっていいとも思っています。そんなこと言ったら毎日これ見よがしにポケットチーフしてるだろと言われそうなのですが、タイバーはまず実用品と考えており、一方ポケットチーフは装飾品だから見せていいのです(笑)。とはいえ、上述のとおりこれはタイバーを実用品と考えるか装飾品と考えるかの違いにもよりますので、あくまで私個人の好み、こだわりということでご了承ください。更に言うと、あんまり見えなければ安物というのがバレにくいですね。
ただ、ジャケットを脱いだ時のバランスとしては、下のほうにつけたほうがいいように思います。これももちろん個人の好みもあると思いますが、ネクタイの大剣長さの上半分につけていると、落ち着かない印象があるかなぁと。ですので一番スタイリッシュなのは、ジャケットを着ているときは上のほうにつけて、ジャケットを脱いだら下のほうにつける、これかもしれませんね。
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見づらい写真ですみませんがジャケットを脱いだ時のタイバーの位置の比較画像をあげておきます。下の位置につけているほうが落ち着くような気がしませんか?ちなみに下に着けているほうは、ジャケットのボタンをとめるとほぼ見えません。

つけ方(はさみ方)あれこれ

つけ方は、上記写真のように大剣と小剣を一緒にシャツのボタンの間に挟み込むのが一般的ですが、小剣とシャツだけを挟むというのもあります。これはタイバーの実用性をほぼ得つつタイバーを見せないというつけ方になりますが、考えようによっては大変エレガントですよね。またタイの上のほうに着ける場合、いわゆる斜め挿しというのもありますが、もう最近は流行りませんでしょうか。私は下につけますので当然斜め挿しはしません。
 
さて今回は以上です。タイバーもちょっとしたアイテムで、安くも入手できますが、アクセントになるアイテムですよね。使っておられない方はネットでいくらでも安く売っていますので、まずは買ってつけてみてはどうでしょうか。ではでは。

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