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【革靴】J.M. WESTON 598 購入後6ヶ月の経年変化をレビュー

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こんにちは。今日は今年3月に清水の舞台から飛び降りて購入したJ.M. WESTON 598の購入後半年の経年変化レビューをお送りします。

目次

当ブログでは経年変化レビューはこれまでしてこなかったのですが、せっかく高級革靴を購入したのでこれからもネタに…いえいえ、経年変化のレビューの要望も多少はあるかと思いまして、今回お届けいたします。

ちなみに購入直後に4記事上げてますが、1番見られてるのはこれ↓です。やっぱり気になりますよね(笑)

半年でどれくらい履いたのか?

一口に購入後半年と言っても、履く頻度は人それぞれ。革靴をたくさん持っている革靴LOVERの方なら半年で数回という方もおられるでしょう。

私の場合は主に出勤時に毎週1〜2回、ガッツリ履いております。中3日はあけることを必須として、月曜、金曜と週2回履いたら、次の週は火曜以降に1回、みたいな感じです。30回程履いていると思います。

履く時間は出勤から帰宅までで、だいたい一日に12時間くらいは履いていたと思います。平日の歩数は大体7,000歩くらい(iPhoneの歩数計でのカウント)。雨はまだ小雨に降られた程度です。

また、10回程はいたところでゆるめの左足にはタンパッドを入れています。その時の記事はこちらです。

アッパーの経年変化

履く頻度をまとめたところで、早速経年変化を見ていきましょう。まずはアッパーの状態から。

この角度の写真を見るといつも「カッコ良いな〜」と思ってしまうのですがそれはともかく、シワを見せるためにシューツリーは抜いていますが、左足のモカに少しシワが入っている程度です。上で書いたように左足が少しゆるいのでこういうシワの入り方になってるのかなと。右足はうっすらという感じです。

革の状態も、新品から特に変わっている様子はありません。

甲の左右部分の革を触ってみるといかにも堅牢という感じなので、モカ縫い部分にまたがって履きジワが入るようなことはこれからもなさそうに思います。

アッパーではないですが、履き口内側は擦れていますね。これはやむを得ないところでしょう。

サイドの経年変化

続いて靴の側面。

左右どちらも靴の内側の踵側に少し大きめにシワが入っていますが、それ以外はきれいなものです。

今回写真を撮るにあたって特に手入れらしい手入れはしておらず、軽くブラッシングしただけですが、個人的にはこれくらいの光沢があれば十分かなと思います。

ソールの経年変化

続いてソールを見てみましょう。この靴のソールはラバーソールです。

まずソール全体。

こちらはつま先。

そしてカカト。

つま先やカカトはそれなりに減っています。ただつま先については減るのは最初だけでこれからはこれ以上は削れてはこないだろうと思っています。またつま先の出し縫いの糸が切れてるようにみえますが、これも実用上は問題ないと思います。こういうふうになってる靴は何足も持ってますが、ソールが剥がれたりしたことはないので。

カカトの方はこれからも削れてきますが、まだまだ積み上げ部分には達しそうに無いので、しばらく修理は不要でしょう。

インソールの経年変化

最後にインソールを見てみましょう。

こちらは靴の奥の方ですが…暗くて見えませんね。まぁ見えても汚いのでアレなんですけど。左足のタンにくっついてるのがタンパッドです。

うーん、変化に乏しいのでコメントに困ります。

外見的な変化は以上の通りでして、総じてまだまだ綺麗なまんまだなという感じ。

履き心地はどう変わった?

外見の変化はあまりないことがわかってもらえたところで、履き心地の変化はどうでしょうか?

この靴を初めて履いた印象は「固い、重い」でした。慣れはありますが、この印象は変わっていません。これから馴染んでくるのかというと、どうもそうでもなさそうだなと思います。

元々左の踵が少し浮く感じでして、それを緩和するため(と、空気の抜ける変な音を防ぐため)にタンパッドを入れましたので、これにより踵の浮きは多少改善されましたが、それは靴の馴染みとは別のお話。

左右とも幅はややキツめで、いつも夕方になると足の甲の外側に少し痛みを感じます。これも革が伸びたり柔らかくなったりすれば多少改善するものなんですが、どうもそういう気配がありません。

インスタで他の方の598を見ても、私と同じようにモカに少しシワが入った程度の方が大勢いらっしゃいますし、メルカリなどを見ても、ソールの履き込んだ状態と比べるとアッパーはこの程度のものも多いです。

一方で古い598はガッツリとシワの入ったものも多く見かけるのですが、多分昔はもっと緩めに履く人が多くてシワが入りやすかったのでは?とも思います。

これから598を買おうと考えておられる方は、そう簡単に馴染むことはない、という前提でサイズを選んだ方が良いと思います(革の違いもあるかも知れません。私のものはボックスカーフです)。

私の場合、ウィズはもう一つ上のDでも良かったと思いますが、私の甲が低すぎてそれだと踵がカパカパだったのでCにしています。幅は多少伸びるだろうと思っての決断ですが、どうも伸びそうにないです(笑)。

幅が痛くなくて、甲がちょっと緩いかなというウィズと、幅が痛いけど甲は合うなというウィズなら、前者を選んでタンパッドはるのが良いと思います。



今回はウエストン598の購入後半年の経年変化のレビューでした。半年で30回は結構履いた方だと思いますが、あまり大きな変化はなかったです。

これから1年、2年と経っていくと少しずつ変化していくのかも知れませんが、この半年以上にゆっくりとした変化でしょうね。

598で経年変化を楽しみたい人は、タンなどの茶系を選ぶと色の変化が楽しめて良いかも知れません。

私は上から見た時のほっそりしたシェイプに惚れて買ったため、それがなるべく綺麗な状態で続く方が好ましいので、経年変化しないことはOKです。綺麗な状態が長続きする方が良いという方にはオススメです。

靴そのものは非常に気に入っていますので、これからも週1ペースでは履きますので、購入後1年でまた経年変化レビューをするかも知れませんが、ほとんど変わってなければスルーするかも…それはまた、履いてみてのお楽しみですね。

余談ですが、ウエストンは今年3月1日に続いて9月1日にも値上げがあり、この598も税込159,500円となりました。まさに「いつ買うの?いまでしょ!」という状態です。

一方、私の買った丸の内店では丸の内ポイントがつくのですが、ポイントが10倍(10%)となる期間が多分11月にあると思われますので、購入検討されている方はそこに向けて狙いを定めてみてはどうでしょうか。興味のある方は上に貼ってある過去記事をご覧になってみてください。ではでは。