こんにちはトリグラフです。今日は、3月に2年ぶりに革靴を購入しましたので、恒例の開封の儀を執り行いたいと思います。
目次
2年ぶりの革靴購入!
3月に2年ぶりに革靴を購入しました。2年前に購入したのは、今でも勿論お気に入りの、ウエストン598です。
では2年振りに購入した革靴を早速開封していきましょう。まずは箱。
真ん中に小さくロゴがあるだけのシンプルなデザイン。箱の色もナチュラルカラーです。
いよいよ開封…
ナチュラルカラーの箱からは想像しにくい、パープルのシューズバッグ。意表をついた演出です。
そして中身は…これです!
ORIENTALの定番ローファー、ALBERS(アルバース)。中でもこちらは展開店舗の限られるKUDUスエードモデルとなります。
購入したショップは、私が最も多くの革靴を購入しているショップ、World Footwear Gallery(WFG)さんです。
定価62,700円。東京都のQR決済キャンペーンで購入したので、実質6万円くらいでした。
ORIENTALの紹介
革靴の紹介に移る前に、ブランドを軽くご紹介。ORIENTALは、1957年に奈良県で設立された靴メーカー、オリエンタルシューズによって2016年に創設された革靴ブランドです。
以前はビジネス、ドレスシューズを中心とした展開でしたが、現在は「革靴をもっと日常に」をスローガンとして、休日のカジュアルウェアと合わせるような革靴も提案されています。
ライフスタイルが多様化する現代において、世代や性別、趣味嗜好やトレンドに囚われず、もっと自由に、もっと日常的に革靴を履くことを普及させたいという想いのもとに、履き心地の良いジャンルレスな靴作りを日々追求しています。
創設当初はWFGなど、限られた店舗での展開でしたが、今は伊勢丹メンズ館でも取り扱いされており、勢いのあるブランドだと思います。
ブランドを代表するモデル ALBERS
そんなORIENTALさんの中で、まさにブランドを代表するモデルであるのが今回購入したアルバースです。
私がアルバースを初めて見たのはもう何年も前。履き口が広くてデザインの重心がかなりつま先寄りであり、パンプスのようなデザインにびっくりしつつ、とてもエレガントだなと思ったのを覚えています。
試着させてもらうと、これだけ履き口が広いのにカカトが抜ける感じがないのにも驚きました。よく計算された木型なのだと思います。
しかし当時はローファーはあまり興味がなく、いつでも買えるだろうと思ってスルーしていました。
出会の後も何足か革靴を買いましたが、WFGさんやトレーディングポストさんでアルバースを見る度に、カッコいいな、いつか買おうと思いつつはや数年。
その間、このアルバースは多くの人に購入されてブランドを代表するモデルとしてヒットし続けていたわけで、今回やっと購入したというのは「私がようやく時代に追いついた」ということかもしれません。
「いつか買う」から「今欲しい」へ
このように、アルバースは私にとっては「いつか買おう」と思っていたアイテムです。そんなアイテムが、皆さんにもあるのではないでしょうか。
ただ「いつか買おう」には2種類あると思うんですよ。一つは、いわゆる「憧れ」的なアイテム。もう一つは「良いのは分かってるけど、いつでも買えるだろう」的なアイテム。
今回のアルバースは、後者の方。いつか買おうと思いつつ、後回しにされてきたものです。
それをいま購入したのは、諸々のタイミングが合致して「今欲しい」となったから、ということです。
2年前にウエストンの598を購入後、次に買う革靴の条件としては「茶靴」ということしか決まってませんでした。
そんな中で、よりリラックスした雰囲気と、久しく履いてないということで、素材はスエードにしようという気分になってきました。
でも候補としては、まずはエンツォボナフェのケーリーグラントというショートサイドゴア。次はORIENTALでもJOSEPHというシングルモンク。この辺りが優勢でした。
それを抑えて今回のアルバース購入に至ったのは、普段のスタイリングでスーツよりもジャケットが優勢になってきたことが挙げられます。
上の2足もジャケットに合わせておかしい訳ではないですし、スーツにも合わせられるという汎用性の点ではローファーより優っていましたが、この履き口の広いエレガントなローファーを履きたいという気持ちが強くなってきました。
アルバースの良さは前々から分かっていましたし、アンラインドのスエードといううってつけのモデルということ、年が変わって服飾予算がリセットされたこと(12月決算です)、そして最後のひと押しで東京都のQRコード決済キャンペーンもあり、3月に購入に至りました。
まぁ、去年価格改定があって5千円くらい値上げしてるので、その時に買っておけばキャンペーンより得でしたが、終わったことは仕方ないですからね。
いろいろ書きましたが、そんな紆余曲折は吹き飛ばして、非常に美しい革靴です。じゃなきなゃそもそも「いつか買おう」になりませんからね。
ちなみに年初めの欲しいもの記事では、革靴について「欲しい靴がない」と書いてました。どの口が言ってるんでしょうか(笑)
でも年初では本当に、これが取り立てて欲しいとまでは思ってなかったんです。本当ですよ。
今回はアルバースの開封の儀と、購入に至った経緯をお届けしました。
ウエストンは初めて見て欲しいと思ってから2ヶ月位で購入したのに対し、こちらは初見から数年後の購入。どちらの方が思い入れが強いというべきでしょうか。比較する意味はないですが、現在は両方とも気に入っています。
次の記事では靴の細部をレビューしたいと思います。ではでは。