こんにちは。今日は最近購入した腕時計ベルトを2本まとめてご紹介します。
目次
- きっかけはNATOベルト
- 購入したのはこちら
- 2ブランドの紹介
- ヴィンテージ風文字盤とリザードの相性
- シンプルな文字盤に一癖ある型押しベルト
- 両方ともクイックレバー加工済み
- 黒文字盤にも
- 気分で付け替える楽しさ
きっかけはNATOベルト
腕時計のベルトを替えるようになったのは割と最近でして、一昨年にNATOベルトを購入したのがきっかけです。
去年は、黒とグレーのいわゆるボンドカラーのNATOベルトを購入して楽しみました。
ただ、これまでは革ベルトだと夏に汗で傷むのでそれを避けるためという意味合いが強かったです。時計とベルトの組み合わせも固定でした。
今はそれからもう少し踏み込んで、装いや気分によってベルトを替えて楽しもうという気持ちになっています。きっかけは昨年購入したBALTICの腕時計。
サーモンピンクの文字盤に黒のベルトも良いのですが、ブラウン系も絶対合いますよね。
またこのブラックのベルトが簡単に外せるタイプになってます。
それもあって、付け替えて楽しもうという気分になってきました。
(余談ですが、この機構は一般的にはなんて呼べば良いんでしょうかね?)
また、ユンハンスにつけているブラウン系のベルトが結構へたってきていましたので、バルチックにブラウン系のベルトを買う一方で、ユンハンスにも違う色のベルトを買おうかなと考えまして、今回の2本購入となりました。
購入したのはこちら
そんなこんなでほぼ同タイミングで購入した2本がこちらです。
バルチックにつけているのは、BAMBIのリザードベルトで、ユンハンスにつけているのは、Accurate Formのデギャーマンのシボ革ベルトになります。
2ブランドの紹介
まずはバルチックにつけているBAMBIの方から。
1948年設立の、日本の腕時計ベルトメーカー「バンビ」のオリジナルブランドであるBAMBI。時計屋さんのベルトコーナーでは必ず見かける存在です。
スムースレザーの安価なものなら2千円程度で購入でき、替えベルトの定番的ブランドです。今回はリザードのベルトですがそれでも4千円程度で購入しました。
そしてユンハンスにつけているのは、青山にあるヴィンテージウォッチショップであるキュリオスキュリオさんの展開するAccurate Formという腕時計ブランドのもの。
中でもこちらはフランスのタンナーであるデギャーマン社のドーフィンという型押しカーフのベルトです。価格は1万円程です。
ヴィンテージ風文字盤とリザードの相性
ではそれぞれを見ていきます。まずはバルチックの方のアップ。
サーモンピンクの文字盤と、やや明るめで少し赤みがかったブラウンのベルト。とても相性が良いように思います。
素材のリザードも、ヴィンテージ感のあるセクターダイアルのこの文字盤にマッチしていると思います。多分ユンハンスだと、ベルトの素材感が強すぎて、文字盤が負ける感じになってしまうかなと。
腕時計ベルトに使われるエキゾチックレザーだと、ワニ革が最高級とされていますが、斑が小さめなリザードの方が好みでした。
またリザードの紋様にも、大きく分けて竹斑と丸斑と呼ばれる2種類があります。ウロコがやや大きめで四角いのが竹斑、小さめで丸いのが丸斑です。
このベルトは通販で買いましたのでどちらが来るかは分からなかったのですが、欲しかった丸斑の方が来て良かったです(一般的には竹斑の方が希少で高級とされています)。
シンプルな文字盤に一癖ある型押しベルト
続いてユンハンスの方のアップ。
こちらは白のシンプルな文字盤。シンプルさを活かしてこれまではスムースレザーのベルトを選んできましたが、今回は型押しベルトを選んでみました。
元々型押しレザー(シボ革)は好きな素材。ドレッシーさとカジュアルさの具合かほどよいので合わせやすく、また傷が目立ちにくいので、購入時の状態を長く楽しめる素材と思っています。
色はオイスターグレーという、これまた好みなトープ系の色合い。これ系の色はブラックにもブラウンにも合わせやすくてとても重宝します。
文字盤との相性でいうと、スムースレザーにしてドレッシーに振るのが一般的かもしれませんが、アラビア数字のインデックスなのでそこまでドレッシーなわけでもないので、ややカジュアルな型押しとの相性も悪くないと思います。
両方ともクイックレバー加工済み
今回の2本はいずれもワンタッチで取り外しできるクイックレバー(クイックリリース、クリッカーなどとも)加工をしてもらっています。
バンビのベルトは300円程、アキュレイトフォルムのベルトは千円程で加工していただきました。
この加工があるとないとだと、ベルト交換の手間が段違いです。バネ棒外しも持ってますが、自分はあれだと気軽に交換しようとはならないですね。バネ棒があらぬ方向に飛んでいって無くなってしまうことも…
ただ、家電量販店の腕時計コーナーでベルトを買おうとしても、この加工をしてくれないようです。エキゾチックレザーやシボ革のベルトは一つ一つ表情が異なるので、現物を見て買いたいのですが、それだとこの加工ができないという…腕時計専門店ならまた、違うのかもしれません。
黒文字盤にも
アキュレイトフォルムの方は、黒文字盤にも合う色を選んでいます。タイメックスのマーリンにつけてみました。
これもなかなか良いんじゃないでしょうか。黒文字盤の締まった雰囲気を少し和らげていて、使いやすくなったと思います。
ちなみにこのベルトの幅は18mmで、リザードの方は20mm。リザードの方は今のところはバルチック専用となってます。
気分で付け替える楽しさ
自分の場合、革靴の色と腕時計ベルトの色は少し気にしますが、文字盤の色はあまり気にしません。まぁ、白、黒、サーモンピンク、どれも定番的な色ですからね。
そんな感じなので、コーディネートに合わせるというよりはその時の気分で付け替えています。
以前も書きましたが、ベルトを替えることで時計の雰囲気がかなり変わり、楽しみを広げることができます。クイックレバー加工をしていれば尚更です。
腕時計本体だとそれなりの出費になりますが、ベルトだと高くても数万円、今回のように1万円以下で買えるものも多いので、気軽に楽しんでいきたいと思います。
次は夏に向けて、バルチック用に20mmのNATOベルトを選ぼうかなと思います。
今回は腕時計ベルトのご紹介でした。何でも高騰する昨今ですが、ベルトくらいなら割と自由に購入できるので(特にNATOベルトは安いです)、引き続き楽しんでいこうかなと思います。まぁ、本体もどうしても欲しくなるんですけどね…
そして私にしては珍しく、紹介するアイテムが溜まっている状態。次はブラウンのテーラードジャケットにするか、シャツジャケットにするか…どちらもかなり気に入っていますので、記事を書くのも楽しみです。ではでは。