こんにちはトリグラフです。今日は、人生初のオールソールに出した革靴が戻ってきましたのでこれのレポートをしたいと思います。
先日、所有している靴を紹介する記事を書きました。
この記事で革靴は6足紹介しましたが、実はもう一足、パラブーツのアドニスというローファーを所有しております。
こちらは、私が高円寺のSafariさんで初めて購入したアイテム。シボ革のコインローファーという、カジュアル寄りの革靴なのですが、昨年暮れにキャベンディッシュ3を購入するまでは、オンでもよく履いておりました。
そんなローファーですが、少し前から気になっているところがありました。写真がこちら。
つま先の写真ですが、ウェルトが靴底からはがれてきているのがわかると思います。見た目も気になりますし、どんどん悪化してしまうとまずいかなと思ったので、外出自粛といわれている時に修理しておこうかと思いました。
修理に持ち込んだのは、銀座のWorld Footwear Galleryさん。今持っている革靴のうち3足もこちらで購入しています。
状態を見せたところ、ウェルトを接着する修理もできるが、またすぐに剥がれてくる可能性もあるとのことでした。
更にソールを触ってもらうとかなり薄くなっているので(確かにかなりベコベコでした)オールソールするのにもそろそろいい時期だろうということで、人生初のオールソールをお願いすることにしました。
レザーソールからラバーソールへ
オールソールすると決まれば、ソール選び。こちら、元々はレザーソールで爪先にはラバーチップをつけていましたが、この機会にラバーソールにすることにしました。アッパーの革もブラウンのシボ革でカジュアルですし、ラバーソールにして雨の日に履きやすくするのも良いかなと思いましたので。
ラバーソールも色々ありますが、ダイナイトソールにしました。ダイナイトソールはWFGさんのオリジナル品に採用されており、私の持っている3足も全てダイナイトソール。履いていて違和感もないですし、ラバーソールといってもカジュアル感満点というわけでもないので、オンタイム用の革靴にも使いやすいと思います。まぁ他のラバーソール履いたことないんですけど(笑)。
ダイナイトソールの色はブラックかブラウンか、どちらか似合う方を使っていただくことになりました。
お値段は税込14,300円ですが、4月は中央区でPayPay支払いで20%還元が行われていて、こちらのお店も対象でしたので実質11,440円でした。
オールソール後の写真
1ヶ月ほど経ったところでオールソールが仕上がったとの連絡があり、早速取りに行ってきました。
アッパーは特に修理はしていません。ちなみにアッパーの状態については、持ち込んだ時に全く問題ないと言われました。
続いて爪先のアップ。当然、ウェルトとソールの隙間はなくなっています。
ウェルト自体が切れてしまっている等で交換が必要な場合は、ウェルト作成だけで1万円くらいかかるらしいです。今回はウェルトは元のものがそのまま使えたようです。
続いてカカト部分。こちらはウェルトとソールの間にちょっと隙間が見られます。ウェルトが新品ではないことの影響かもしれません。個人的には気になりません。
最後に靴裏。自分にとっては見慣れたダイナイトソールです。色はブラウンにしてもらったようです。
休日に早速履いて出かけました。
履き心地はバッチリ。今までより少しクッションがある感じになった気がします。
今日は人生初のオールソールのレポートでした。前々からオールソールってどういうタイミングでするのかな、ソールに穴が空いたらかな?とか思ってたんですが、今回はウェルトの剥がれの修理というタイミングで行いました。
勿論無理してする必要はないわけですが、なんというか一回やってみたかったんですよね(笑)。改めて愛着もわいてきましたし、やってよかったと思います。
最近はちょっと出番が減っていたアドニスですが、これからの梅雨時期、あけて真夏ということで、十全に活躍してもらおうと思っています。緊急事態宣言が解除されたらですが… ではでは。