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CHAMBORD SELLIER(シャンボールセリエ)のRIVAUのレビュー

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こんにちはトリグラフです。先日は、国立のユーズドの靴屋さんであるシューホリックさんのレポートでしたが

そこで買ったのは当然革靴…ではなくて鞄でしたー!というお話でした。

そんなわけで今回は鞄のレビューをお送りします。

CHAMBORD SELLIER(シャンボールセリエ)のRIVAUです!

写真で分かる方は分かると思いますが、こちらはCHAMBORD SELLIER(シャンボールセリエ)というブランドのRIVAU(リボー)というブリーフケースです。

シャンボールセリエについては、ネットで検索しますと、フランスで60年以上の歴史があるとか、エルメスのOEMをやってたとかの記載を見かけますが、フランス語や英語のウェブサイトは無いんですよね。

まぁ、このブログはブランドの蘊蓄はあまり取り上げてませんので、この辺は深く追求しないようにします。

この買い物、決して衝動買いではありません。1年前の「今年はこれを買いたい」って記事に、ちゃんと出てきているんです!

まぁ上の記事を書く前から、このブリーフケースはヤフオクとかで探してたんですけど、なかなかこれは!という出物がなかったんですよ。

それがたまたま、シューホリックさんのサイトに良さげなブツが出てましてですね…

詳しくは後述しますが、殆ど使用感のないような状態でしたから、これはちょっと見に行かないと、となったのがシューホリックさんに行った理由でした。

優美なデザインに惚れ惚れ

私がこの鞄に惚れ込んだのは、やっぱりこの優美なデザインですよ。というわけで再掲。

丸みを帯びたハンドルや角のデザインなどの曲線がこの優美さを生み出しているのかなと思います。

特に気に入っているのがハンドル。ハンドルの付け根部分のレザーパーツも含めて一体感のあるデザインになっていることで、ハンドルがやや長めで優美に見えるように出来ているのかな、と思います。

ちなみに上の画像ではハンドルが立っていますが、普通は置くとハンドルは垂れ下がるので荷物の出し入れの邪魔にはなりません。

このハンドルまわりのデザインに惹かれてこの鞄を買った言っても過言ではないです。

もう一つポイントとなるのはエンブレムですね。シャンボールセリエのアイテムにはどれにも入っていると思います。

ポケットは必要最小限

エンブレムのついていない側には外ポケットがあります。よく使うものはこちらに入れることができます。

マチがなくて物があまり入らず、また取り出しにくいように見えますが、実際に物を入れると内側に膨れるためわりと入りますし、物が入っている状態でファスナーを開くと重さで広めに開きますので、それほど使いにくくはないです。

ファスナーの持ち手にもブランドネームの刻印があります。

メイン収納はかなり下までガバッと開きます。

メイン収納を開けると、小さなポケットが一つあるのみであとは仕切りなどはありません。よく言えばシンプルで、たくさん荷物が入りそうです。悪く言えば荷物がとっちらかってしまいそうです、というか、とっちらかってます。

まぁデザインに惚れて買ってる人からすれば、些細なことです。整理するのにバッグインバッグを使ってみるのも良いかと思います。

正直、使い勝手や機能性を云々する鞄ではないと思いますので…まぁ外ポケットが一つあるだけでも御の字ですよ。

色・素材はベストな組み合わせ!

素材ですが、色はグレー、革はシボ革です。この素材は個人的にはベストの組み合わせだと思ってます。

グレーというのは、ビジネスの基本色ですし、さらにどんな色とも合います。スーツがグレーでも、ネイビー、ブラウン、あるいはちょっと捻ってカーキだったりしても全く問題ないでしょう。個人的感覚では、ブラックの鞄だとブラウンとの相性が今ひとつだと思います。

鞄をいくつも持っていて、スーツに合わせて取り替えるならともかく、毎日同じで済ませたいならグレーが楽かなと。

そしてシボ革は、高級感を損なわず、かつ耐久性(あるいは傷がついたとしても目立たない)の点で、スムースレザーより好きです。

今まで通勤に使っていたペッレモルビダのエディターズバッグも、色はグレージュのシボ革でして、この点は非常に気に入っておりました。

また2年前に買ったダビデ・アルベルタリオのスマートウォレットは、シボではないですがサフィアーノ加工のしてあるものでして、こういう加工のしてあるレザーアイテムは結構好きです。

レザーアイテムは経年変化というのが楽しみというのもありますが、シボ革やサフィアーノ加工だと購入時の綺麗な状態が長く楽しめるというメリットがあると思います。

ダメージはほぼありません

こちらはユーズドということでダメージが気になるところですが、ダメージを受けやすい底面とハンドルにはほぼダメージはありません。まずは底面の四角の写真を。

この通り、ダメージはほぼありません。よくヤフオクやメルカリで見かけるユーズド品はやはりここのダメージが気になる物が多いです。次にハンドルを。

ハンドルもダメージが出やすい箇所で、黒ずみやコバの色落ちが気になるところですが、こちらも非常に綺麗です。

勿論、使っているうちにこれらの箇所はどうしてもダメージが出てくるとは思いますが、やっぱり最初は綺麗なものを買いたいというのが人情でしょう。

一応、使う前にレザー用の防水・防汚スプレーを吹いておきました。なるべく綺麗な状態で長く使いたいですからね。

気になるお値段は?

今回、こちらのブリーフケースは税込56,100円、これに腕時計キャンペーンで2,000円引き、更にキャッシュレス決済でのポイント還元まで加えると約5万円で購入できました。

定価だと税抜15万円で全く手が出ませんし、ヤフオク等でこれくらいの値段で取引されているものは底面やハンドルのダメージがある物が多いと思います。

更に素材もマイベストのものですし、多分これを逃したら一生シャンボールセリエのアイテムを買うことはないだろうなぁ、という思いもあり購入しました。



今回はシャンボールセリエのブリーフケースの紹介でした。

いまどき、こういったブリーフケース(しかも肩掛け用のストラップもない)というのはあまり流行らないと思いますが、長年の憧れもあり購入に至りました。

スーツスタイルにはどうやっても合うと思いますので、コーディネートに困ることはなさそうですから、末永く使っていきたいと思います。

またこのリボーというモデル、もしかしたらカタログ落ちしているのではないかと思いますので(セレクトショップでの新品の扱いがあまり見当たらない、というだけなんですが)購入をお考えの方は新品・中古とも出玉が多い今のうちかもしれません。

その際にこちらの記事が何かの参考になれば幸いです。ではでは。