こんにちは。今日は8月に記事を書いた腕時計を発売直後に購入したので、レビュー記事をお送りいたします。前回の記事はこちら。
目次
- 開封の儀!
- 決め手は文字盤
- 万人に受けるケースサイズ
- ドーム型風防も備えてます!
- 実はシースルーバック
- 大きさの比較
- 光があたっても素敵
- どんな人にオススメか?誰にでもです!
- クロノグラフモデルもオススメ
開封の儀!
先日の記事で、日本でも取り扱いが始まったら実機を見てみたいと書いたのですが、9月になってすぐに取り扱いが始まりました。
いつ表参道のお店に行こうかソワソワしていましたが、取り扱いが始まって最初の平日の夜に仕事を放り出して見に行くことにしました(笑)。
実機を見ると…やはり文字盤は凄く良い!
少し悩みましたが、珍しく即決してお持ち帰りしました。
というわけで、洋服だとなかなかできない開封の儀から参りましょう!
まずは、こちらHºM'S"さんのショッパー。
普段はショッパーは要りませんと言うのですが、55円で帆布のショッパーならということで購入しました。時計の箱以外なら、小さめのお弁当箱を入れるとか、そんな感じのサイズ感です。
そして箱。
黒地にロゴが入ったシンプルなものですが、これを開けると
こんな感じのコルク調の箱が出てきますので、さらに開けますと
はい、出てきました!
今回購入したのはBALTICのHMS 003 サーモンカラーです。
価格は税込63,800円でした。
決め手は文字盤
BALTICというブランドについては、前回記事でサラッと触れてますので、今回は早速、腕時計の顔である文字盤から見ていきましょう。室内ではなく、外で撮った画像です。
良い…
良いです
美しい、といっても良いのですが、それほど主張が強くないところが好きです。
この雰囲気を醸し出しているのはまずサーモンピンクの色だと思います。色違いのシルバー文字盤はもう少し精悍な感じですし、ブルー文字盤はカジュアルな印象。
品がありつつも堅苦しさはなく、控えめでありつつも没個性ではない…そのように感じます。
文字盤のデザインですが、このような円周と放射線状のラインが組み合わされたデザインはセクターダイヤルというそうです。元々1930年代に現れたデザインだそうで、ヴィンテージのような雰囲気を醸し出す一因となっています。
円周の内側と外側で表面処理が違うため、表情豊かな文字盤となっています。数字とインデックスはアプライドタイプ(プリントではなく立体的に設置したもの)です。
シルバー文字盤だとブルーのインデックスになっているのですが、結構押しが強いデザインと思います。サーモンピンクだとインデックスはシルバーなので、ここも控えめなポイントです。
万人に受けるケースサイズ
続いてケースをみてみます。画像を再掲。
ケースの横幅は36.5mm、上下は46mm。幅のわりに大振りに見えますが、多分、ラグ(ベルトを挟む部分)幅が20mmあるためだと思います。
これまで私が使ってきた革ベルトの腕時計はいずれもラグ幅18mm。2mmの違いですが、ラグ部分がケースの外側に来ることで、ラグ部分も長くなりますし、少し大振りに見せる効果があるのではないでしょうか。
このあたりは、本物のヴィンテージウォッチを指向したというよりは、現代的なアレンジがされているように思います。
できれば幅34mmくらいが良かったですし、ケースももう少し華奢な感じが好みなので、ここは少々妥協した点ではあります。
実際、店舗で実機を見せてもらい、腕に乗せた時の第一感は
「うーん、すこーし、大きいかなぁ」
というものでした。
ただ文字盤の色とデザイン、そして価格も含めれば、他に選択肢はないだろうと思って購入したのですが、ジャケットの袖から覗くような見せ方だと、少しボリュームが控えめに見えて、丁度良いように思います。
おそらく多くの男性、そして少しマニッシュな時計をつけたいと考える女性にとっては、非常にバランスの良いサイズなのだろうと思います。
次に表面処理ですが、ケース全体はサテン仕上でマットな光沢、ただしベゼル(文字盤の周囲の部分)の内側だけはポリッシュ仕上となっています。
このボリュームのケース全体がポリッシュ仕上だった場合、かなりギラギラした感じになると思います。好みの問題ではありますが、私はこのサテン仕上のケースの方が、文字盤の雰囲気にマッチしているのではと思います。
ドーム型風防も備えてます!
続いてケースを横から見てみます。
ここはバッチリ、私の大好きなドーム型風防です。やっぱりヴィンテージライクなこの雰囲気が好きですね。ただ風防はプラスチックなので、使用していると小傷がつくことはあると思います。
ケースの厚さは風防入れて13mmとそこそこありますので、シャツの袖周りに腕時計用の余裕をとってない場合は、袖口に隠れることは難しそうです。
リューズには「B」のマークが入ってます。
実はシースルーバック
裏面はシースルーバックです。
裏面が透けていて、ムーブメント(腕時計の機械部分)の動きが見える仕様ですね。腕時計好きな方だと、好きな方も多いと思います。私は正直、どっちでも良いです(笑) つけてしまえば、裏面は見えませんから…
ちなみにムーブメントはMIYOTA 8315というもので自動巻です。
腕時計マニアでない私、勿論ムーブメントに詳しいわけもなく、少しネットを調べた程度の知識ですが、ミヨタはシチズン系列の日本企業で、安価なムーブメントを中心に製造しているメーカーのようです。
この8315は2020年に出た比較的新しいムーブメントで、8215という先代のムーブメントと同じサイズでパワーリザーブが42時間から60時間に引き上げられたモデルでした。
また上の写真ではうまく写ってないですが、中央のネジが綺麗なブルーなので、シースルーバックを見越したムーブメントのようです。
なおBALTIC本国サイトを見ると、シースルーバック仕様はプラス25ユーロですから385ユーロ。今の為替だと6万円位なので、楽天ポイントを考えると個人輸入より日本で買う方がお得、までありますね。
シースルーバックより個人的に良かったのが、ベルトにクイックレバーがついているところ。
上の画像で、ベルトのラグに挟まれた部分の端にポッチが見えると思いますが、これを内側に押すことでベルトが簡単に取り外せます。交換しやすいので良いですね。
ちなみにベルトはサフィアーノ加工された黒のレザーベルト。質感は値段並みというか、高級感があるものではないですが、裏面は汗が染み込みにくい加工がされているようで、夏使っても劣化しにくそうです。
ベルトのバックル部分にはこんな感じでBALTICのロゴが入ってます。
黒ベルトも文字盤とよくマッチしていると思いますが、茶系のベルトも良さそうですので、物色してみるつもりです。
ただベルトでいえは、オプションでメタルブレスレットも用意されているのですが、これが凄く良いんですよ。
(https://baltic-watches.com/ja/products/hms-003-salmon より取得)
メタルブレスにすることで、控えめな雰囲気は残しつつ、よりビジネスっぽい引き締まった印象になると思います。まだ日本には入ってきてないようなので、メタルブレスが欲しい方は本国サイトから個人輸入になると思います。
最後に防水性能は5ATMとのことで、調べると日常生活で水がかかる程度は問題ない仕様のようです。
大きさの比較
手持ちの腕時計と大きさを比較してみます。
左からユンハンスマックスビル、HMS、スピードマスター(オートマティック)です。
マックスビルと比べるとやはり少し大きめ。幅よりも上下の違いが大きいですね(マックスビルがNATOベルトなのでちょっと分かりにくいですが)。
スピードマスターと比べると、スピマスの方が幅があってどっしり見えます。ただラグ幅の影響が大きいのか、付けてみるとHMSも同じくらいボリュームがあるように感じます(スピマスのラグ幅は18mm)。ただスピマスは見慣れてるので、その差かもしれません。
上でも書いたように厚さもそこそこありますので、ドレッシーな時計を探されている方にはちょっと合わないかもしれません。
光があたっても素敵
屋外で撮った写真を何枚か。
最初は、曇り空の元で撮ったもの。あまり陰影はついてません。
こちらは昼間の写真。セクターダイヤルの内と外の表情の違いがよく分かりますね。ベゼルの内と外の違いも際立っていると思います。
最後は夕日が当たっているように見えますが、朝日です。
このように、日の当たり方でさまざまな表情を見せてくれるので、見てて飽きませんね。
またシャツやジャケットの袖口とセットで撮ると、より時計が引き立つ気がします。時計の大きさも気にならなくなりますし。
どんな人にオススメか?誰にでもです!
つらつらとレビューしてきましたが、結局私はこの時計をどう思っているのか?
めちゃくちゃ、気に入りました!
妥協した点(大きさ)はあるのですが、サーモンピンクのセクターダイヤルに完全にやられてしまいました。
妥協した点というのもごく個人的な理由ですから、クラシックなデザインの腕時計を探している知り合いがいたら、これをオススメしておいて間違いはないと思います。
価格的にも、いろんな方が受け入れやすい(買うかどうかはともかく、おすすめするのに非常識な価格ではない)範疇と思いますし、日常的な防水機能や長めのパワーリザーブなど、現代的な機能も備えています。男女問わずにつけられそうな点も◎。
腕時計マニアの方から見ても、セクターダイヤルやベゼル、シースルーバックなど、惹かれるところがあるのではないでしょうか。ベルトの質感が気になるようなら交換すれば良いですしね。
クロノグラフモデルもオススメ
同じサイズでクロノグラフのモデルもあります。Bicompaxというモデル。サーモンピンクは売り切れのようです。
36.5mmというのはクロノグラフとしては小さめなので、ドレス感を醸し出しつつスポーティなモデルをお探しの方には良いのでないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。私にしては結構長文のレビュー記事になりましたが、皆さんにオススメできる腕時計だと思います。どうせ被ることなんてないから、へーきへーき(笑)
私は当面、靴が黒靴の時はこの時計をつける感じで、ヘビロテしていきたいと思います。幅20mmの替えベルトも探していきたいですね。
実機を見られるのはHºM'S"表参道さんだけですが、関東在住で興味を持たれた方はぜひ見に行ってみてください。ではでは。