こんにちはトリグラフです。先日は薄い財布が欲しいという記事を書いたのですが、今はBrooklyn(ブルックリン)の財布を使っています。
買い替えを検討中ではあるものの、このブルックリンの財布もとても気に入っており、多分10年近く使ってるような気がします。
まぁ財布を10年も使うのってどうなの?という意見もあるかもしれませんが、これだけ長期使用後のレビューもなかなか無いと思いますのでレビューしたいと思います。
Brooklyn(ブルックリン)の紹介
こちらは主に財布やキーケースといった革小物を扱っているブランドです。
上の公式ウェブサイトを見てもらえると分かりますか、革の縫製などの作りに拘る一方、色鮮やかな品揃えも特徴かと思います。また革の種類も豊富で、フレンチカーフ、ヤマト、藍染め、柿渋染めなどがあります。
形も長財布、二つ折、札入れのみのものなど色々揃っていますが、私が使っているのは二つ折財布の中でもパスウォレットと呼ばれるモデルです。
(画像は上のページから2018/1/20に取得)
上のモデルはフレンチカーフのモデルですが、私のはヤマトという革のモデルです。ただしウェブサイトを見たところ、パスウォレットのヤマトのモデルはのっていないようです。
10年位使うとこうなります
私の使っている財布はこちらです。
元々はもっと薄い色だったと思いますが、長年の使用でダークブラウンになっています。特徴的なのはステッチの色で、水色のステッチがアクセントになっています。大きさは11cm×10cm程度です。
傷はたくさんついていますが、縫製のほつれは財布を閉じるベルトのループ部分に少しあるだけです。ここ以外には内側にもほつれは全くなく、とても丁寧に作ってあることが分かります。
また、執筆中に公式サイトを見ていて気がつきましたが、現行モデルにはウォレットチェーン用のリングはついていませんね。デザインがスッキリするので無い方が良い気がします。
収納力抜群かつある程度コンパクト
上の画像から一つめくるとこちらの面が出てきます。
(左側の色の違う部分は水で濡らしてしまいした…)
画像右側が名前の由来になっているパスケース部分で、定期券が取り出しやすいように穴が開いています。今はICカードの定期券が主流となっていますので、時代を感じるディテールではありますが。
このパスケース部分含めてこの面で5ヶ所のカード入れがあります。
一方、私がこの財布を買うポイントになったのは左側部分です。
この左側部分に、切符なんかをちょっと挟めるようになっているんですよね。これは今でも便利で、ちょっとした間カードやレシート、特急券やイベントのチケットなんかを挟んでおくのに使っています。
パスケース側をさらに開くとこちらの面が出てきます。
ここにもカード入れが6ヶ所あるので、合計11ヶ所もあります。パスウォレットの商品紹介ページにあるように「とにかく全てを一つの財布で完結させたい方」向けの、抜群の収納力です。
今回私は収納力を捨てて薄い財布に買い替えようとしているわけですが、この辺りは個人のライフスタイルや考え方に合わせて選べば良いかと思います。
一方このパスウォレットは収納力がありつつなるべくコンパクトに、ということがしっかり考えられた財布だと思います。
札入れはこんな感じで仕切りはありません。内側はやはり水色です(汚くてすみません)。
小銭入れは最初の写真の反対側の外側についています。
ボタン周辺がかなり色が濃くなっていて長年の使用を感じさせますね。結構大きな小銭入れでして、買い物の時に適当に札を出して小銭が増えても大丈夫です。開けるとこちらも水色の内張です。
コバの処理もポイント
ブルックリンのアイテムのポイントの一つがこの綺麗なコバ(革が縫い合わされた端の部分)の処理かなと思います。
何枚もの革が重なり合っているのですが、まるで一体となったように綺麗な処理がされていて、これだけ長期で使ってもほころびが殆どありません。
フル容量だとスーツの内ポケットには厳しい
これだけ収納力がある財布ですが、何も入れないときは厚さは2cm程度です。
では中身を入れるとどれくらい?というところですが、カード6枚、札4枚、小銭13枚+小銭入れに鎮痛剤を入れた時の厚さがこちら。大体4cmくらいです。
財布の容量的にはまだまだ入りますが、これくらいの厚さだとジャケットの内ポケットに入れるのはちょっと憚られます。
今回は長年使っているブルックリンの財布をレビューしました。なんだか一番まともなレビュー記事になった気がします(笑)。
上でも書きましたが、こちらの財布は品質・デザイン共に素晴らしく、今でもとても気に入っています。そのため、大容量で二つ折り、かつデザインも良い財布をお探しの方には、とてもオススメできるものです。取扱店が多くは無いですが、興味のある方は実際に触ってみて下さい。ではでは。