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格安衣類スチーマーで綿100%シャツのシワは伸びるのか?使ってみました!

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こんにちはトリグラフです。前々から衣類スチーマーを使ってみたいと思っていたのですが、今回2千円の格安品を使ってみたのでレビューをお届けいたします。

百花繚乱の衣類スチーマー、どれを選ぶ?

さて、ここでは衣類スチーマーと書いていますが、この手の蒸気で衣類のシワを伸ばすアイテムの流行は、こちらの商品から始まったかと思います。

パナソニック スチームアイロン ダークブルー NI-FS540-DA

パナソニック スチームアイロン ダークブルー NI-FS540-DA

パナソニックのこちらは、スチームで衣類のシワを伸ばすのがメインの使い方ですが、プレスアイロンとしても使えるというタイプです。

一方で、スチーム専用機で有名なのはティファールのこちらでしょうか。

ティファール 衣類スチーマー  アクセススチーム  コード付き DR8085J0

ティファール 衣類スチーマー アクセススチーム コード付き DR8085J0

今はメーカーや値段も含めて選択肢が多いこの手の商品ですが、私は今回はスチーム専用機を選びました。理由は2つありまして、

  1. 普通のプレスアイロンは持っている

  2. プレスアイロンとしても使えるタイプはタンクの容量が少ないものが多く、シャツ何枚かに使うのに不安がある

というところです。で、スチーム専用機に絞ってもたくさん種類があり、その中で選んだのがこちら。

ティファールのものは少し高いですので、格安スチーマーの中から適当に選びました。Yumkiというメーカーなのですが、何と発音すればよいのか困りますね。

(ちなみにパナやティファールのリンクははてなブログのAmazonリンク生成機能から生成していますが、Yumkiのものはなぜかうまく生成されなかったです)

チェックしたのはタンクの容量とコードの長さですね。特にコードの長さは2mくらいないと取り回しが辛いと思います。

綿100%のシャツのシワは伸びるのか?

さて、こういう衣類スチーマーのレビューは既にたくさんあって、概ね「シャツのシワはだいたい伸びますが、パリッとはしません」的な評価となっているわけですが、肝心の「そのシャツ、綿100%なの?化繊混紡なの?」というのが分からないものも多いです。

皆さんご存知の通り、綿100%のシャツは(織り方にもよりますが)シワになりやすく伸びにくいですし、ポリエステル率が高くなるほどシワがつきにくく伸ばすのも簡単になります。

私はポリエステル混紡のシャツが多いですが、綿100%のものも着ますので、そちらのシワが伸ばせないことには使いにくいです。

今回格安品を買ってみたのも、もし綿100%のシャツのシワが伸ばせなくても、諦めがつくな、という下心があってのことでして…

そういうわけで綿100%のシャツに使ってみた結果がこちらです。ちなみにこのシャツはヘリンボーン織で、綿100%の中でも比較的シワがつきにくいものです。

右側だけにスチームをかけてます。ちなみにスイッチを入れてからスチームが出るまでは30秒くらいです。

拡大してみます。

写真だと結構綺麗に伸びて見えると思いますが、実際には細かいシワは落ちていません。

まぁこれは衣類スチーマー全体に言えることで、パリッと仕上げたい場合はやはりプレスアイロンの出番です。あくまで「少ない手間で大体伸びれば良い」という人向きの商品。個人的にはこれくらい伸びれば十分です。

ただ、スチームをサッと当てればシワが伸びるというわけでもなく、何度か当てる必要があり、プレスアイロンと比べて手間が少ないかは微妙かなぁと。まぁ気が楽ではあります。1枚だけやりたい、って時にもいいかもしれません。

あとは、こういうアイロンミトンを使うと捗るようなので、機会があれば使ってみようと思います。

色々欠点はあるが、一番ヤバいのは…

この手の衣類スチーマーのレビューで欠点として上がるのが、スチーム吹き付け中の水だれですか、この機種もあります。

水というか熱湯なので、火傷することもあるかもしれませんので十分ご注意を。また床が濡れるのが気になりますので私はお風呂場でやってます。

またタンクの容量は200mlで比較的多いはずですが、上記の通り何度もスチームを当ててるとシャツ一枚でほぼ使い切ってしまうこともあります。

水だれによる火傷防止と合わせて、ミトンの併用が良いのかもしれません。

しかしまぁ、これらの欠点はよくある点だと思いますので想定の範囲内。一番びっくりしたのは、最初に水を入れて沸騰したお湯を捨ててみたら真っ黒なんですよ。2回目、3回目も黒くて、4回目か5回目でやっと(肉眼では)透明になりました。

これ、説明書にも書いてないし、アマゾンのレビューでも全然書いてないんですけど、私の個体がヤバイんですかね…?



そんなわけで、正直同じ価格帯の衣類スチーマーもだいたい似たようなものだと思いますので、「綿100%のシャツのシワがそこその伸ばせればいいや」という方にはこの辺りの価格帯のもので事足りるのではないかと思います。黒い水を気にしなければね!ではでは。