トレンドとの付き合い方 - ビジネスマンのファッションTips

こんにちはトリグラフです。今日は、ファッションとは切っても切れない「トレンド」との付き合い方について書きたいと思います。

ファッション業界では毎年新しいトレンドが生まれ、それらはいつの間にか次のトレンドに埋れて消えていきます。

スーツなどのビジネスファッションにおいてもトレンドはあります。ただ急に変わるというのではなくて、少しずつの変化です。

分かりやすいのはコートの着丈かなと思います。例えば5〜6年前までは膝より上の丈の軽快なコートが好まれましたが、昨今では着丈が長くなって、いまは膝より下が当たり前ですね。

この辺はファッションインフルエンサーの昔のインスタとか見るとよく分かります。

昨今の流行だと、全体のシルエットがややゆったりめになってきているとか、ディテールでいえばプリーツ入りのパンツ、アイテムで言えばベルジャンシューズとかですよね。

このように移り変わるトレンドをどれくらい取り入れていくかというのは、ファッションの楽しみでもあり難しさでもあると思いますが、私個人のスタンスは「のれるトレンドにはのる」です。

この辺は実は以前も記事にしています。

そんな私ですが、先日ユニクロにいった際に、ふとオーバーサイズTシャツを買ってみようかと思ったんですよ。

今まではこれは自分には縁が無いなと思っていましたが、新しいファッションに挑戦してみるのもいいかなと思いまして。

けど、試着してみても、どうしても自分にはしっくりこないなーと感じてやっぱりやめてしまいました。

1500円くらいのTシャツなんですけど、土日にしか着る機会がないのを考えると、わざわざしっくりこないオーバーサイズを着るより、ニットポロとかを着たいなぁと思うんですよね。あ、一応、自分ではニットポロのが似合ってると思ってます(笑)。

ただ、それじゃあ新しいファッションに挑戦することがなくなっちゃうなーと考えていたのですが、よく参考にしているBEAMSの中村さんのブログの記事で、直近で2回、このようなことが書かれていました。

違和感があるものを無理に取り入れる必要はありません

ご自身が好きでしっくりくるものを着ることをおススメします

これ、私が言うと負け惜しみっぽいですが、洋服屋さんが言うと説得力があると思いませんか？(笑)

洋服屋さんは洋服を売るのが商売ですから、客が多少違和感があっても「トレンドですよ」と言って売りに来るのがお仕事。そういう接客を受けたことも実際ありますよ。

ただ、いちファッション好きにとっては、ファッションというのは社会通念上必要な儀礼に適っていれば（まぁこの辺も人によってまちまちですが）あとは自分の好きなものを着れば良いはずです。

勿論、トレンドをいち早く取り入れた着こなしが好きな人はそうすれば良いし、逆にトレンドなんて気にせずに自分のスタイルが確立されていたらそれで通せば良いし、気楽に楽しんだら良いと思います。

しかし、ここからが大事なのですが、自分の好みっていうのも、実は結構変わっていくと思っています。

私も、昔とはスーツやネクタイの好みが変わってきています。昔はピンクのネクタイ締めてたんですけど、最近は恥ずかしくて締められません(笑)。

これは多分に加齢のせいがあると思いますが、インスタで他の方のファッションを見たり、自分でブログを書くようになって他の方のブログを読んだりする中で、少しずつ好みが変わってきているのだと思います。

そういう中で、昔は取り入れなかったアイテムやディテールを少しずつ取り入れていくというのは、上で中村さんが書いていることと相反することではなく、自然に楽しんでいることの表れだと思います。

まぁ、少しずつトレンドが刷り込まれてきて好みが変わってくるとすれば、それこそ洋服屋さんの思う壺かもしれませんが…そうでなきゃ洋服屋さんの商売あがったりになりますし、それはそれで良いかなぁと思います。

そういうわけで、本ブログではこれからも私の移ろいがちな好みで選んだらファッションをつらつらと書き綴っていくことになりそうです。来年にはオーバーサイズTシャツを着ているかもしれませんね(笑)。

皆さんは、自分のファッションの好みが昔と変わったなぁって思う瞬間はありませんか？

それを、自分のスタイルが確立されてないと思うか、トレンドを自分なりに取り入れていると思うか。どちらであっても、今この時にファッションが楽しめていれば良いと思います。ではでは。