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【革靴】J.M. WESTON 598 ハーフハント【開封の儀】

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こんにちは。今日は、先にインスタでネタバレしていますが、革靴を一足手に入れましたので、靴購入時のお約束、開封の儀を執り行いたいと思います。

あと、記事後半はほぼポエムになっています。まぁ、いつもそんな感じなので、気にしない気にしない。

靴恒例、開封の儀!

ではでは早速、開封の儀に移りましょう。

まずは箱!鮮やかなブルーが眩しい!

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今回丸の内店で購入しましたが、店舗保管時はダンボールっぽい靴箱で、購入時にこの青箱に入れてお渡ししてます、とのことでした。この辺りは購入場所でまちまちのようです。

開け方は…ん、そう開くのか!

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続いて靴袋!これ、有名メーカーだとついてますけど、何か有効活用できないでしょうかね?

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で、中身!!

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はい、今回購入したのは

J.M. WESTONの598!

通称ハーフハント!

お値段148,500円也…

J.M. WESTONについて

J.M. WESTONといえば、フランスを代表する革靴メーカー。私がごちゃごちゃ語るより、オフィシャルサイトの説明文をどうぞ。

120年を超える伝統的なシューメーカージェイエムウエストンは、クラシックな習慣を大胆にアレンジしました。 リモージュ工場の優れた職人技を踏まえ、タイムレスというテーマの下、進化し続けています。ローファー、ダービー、オックスフォードシューズは、 快適なライフスタイルを実現し、毅然とした優雅さを表現する足の同伴者(コンパニオン)と考えています。

J.M. WESTON - ジェイエムウエストン より引用

んん…ちょっとわかりにくいですね(笑)。

まぁ、ウェストンに関する解説はWebにたくさんあると思いますのでここでは割愛。

ただこのメーカーのよく知られる点として、靴のサイズが長さ(レングス)に加えて幅(ウィズ)までかなりの範囲から選べる、というところがあります。

ウィズはAからFの6種類あり、長さと幅の組み合わせで、より自分の足に合ったフィッティングを追求することができます。

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画像は 三越伊勢丹 | J.M. WESTON/ジェイエムウエストン_Men通販 | Signature Loafer 180【送料無料】 | ISETAN MITSUKOSHI LUXURY より取得

希望のウィズが無い場合は、フランスから取り寄せというのもできるそうですが、今は状況的に相当納期がかかるようです。

代表的モデルは2つ

J.M. WESTONの代表的モデルといえば、なんといっても「180 シグニチャーローファー 」と「641 ゴルフ」です。

180 シグニチャーローファー

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画像は シグニチャーローファー ブラック より取得

641 ゴルフ

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画像は ゴルフ ブラック より引用

(なんか画像の大きさが違いますが、公式サイトの画像をそのまま掲載しただけで、180のがより推しとか、そういう意図はないです)

180はローファーの王道モデルとして、641は幅広いスタイルに合うUチップとして、それぞれ高い人気を誇ります。

で、今回私が購入したのは598というモデル。これは上の二つ次ぐ人気モデル…というか、上の二つの人気が頭抜けているので、他のモデルはどれも多分三番手集団、という感じかなと思います。

おそらく、ウェストンの最初の一足が598というのは、少数派だと思います。

598を購入した理由

何故今回、この靴の購入に至ったか?

まず黒のUチップというのが、現在の私の革靴バリエーションからすると欲しいところと考えておりまして、中でも特に「乗せモカ」と呼ばれるUチップを探す中でこの598に辿りつきました。

試着した伊勢丹メンズ館の靴売り場で、ほっそりした優美なデザインの598に一目惚れ

しかし値段が値段ですので、似たデザインのものをいろいろ探しまして、他にもいくつか候補はありました。

上の記事では既製品の候補を挙げてますが、実はその後、強力な候補として、あるメーカーでのMTOがあがっていました。

このメーカー、デザインはいくつかバリエーションがあるのですが、更に有料オプションで部分的にデザインを修正することができます。

そうするとですね、598にソックリなデザインの靴を作ることもできたりします。

MTOなので素材も選べますし、それでいてお値段は598よりかなりお安く済みます。

かなり、かなり、かなーり悩みました。どう考えても、靴はMTOにして、差額でジャケットなり何なり買う方が、私のスタイルの充実に繋がることは間違いありません。

加えて靴自体のフィッティングもMTOの方が合っておりました(サンプルを試着しました)。

理性的に考えれば、MTOをすれば良いのです。それで十分幸せになれる事は間違いありません。

しかし最後は、この気持ちが勝りました。

一足はウェストンを持っておきたい

言いかえますと、ウェストンへの憧れです。

ブランドへの憧れというのは、人によって色々な考え方があると思います。今回は素直に自分の気持ちに従いました。

今回、この598に一目惚れしてしまったわけですが、その598に似た靴をオーダーしてしまうと、ウェストンを新品で買うという機会は、しばらく、もしかしたら一生、無いのではないか…

自分ももう40半ばですし、今後履き込んで行く時間を考えると、一足買うなら気持ちの高まっている「今」なのではないか…

そんな気持ちが、15万円の靴を購入するという暴挙の後押しをしたのです。

…まぁ、こんなことを書きつつ、ユーズド市場もすっごい探してたんですけどね(笑)。

概ねこんな感じで今回は新品の598を買うことになりました。上記のMTOは、また違う機会にお願いしたいと思っています。

ブランドへの憧れについて

この「ブランドへの憧れ」について、ちょうど最近、いつもブログを拝読している斉藤さん。が記事を書いておられました。

斉藤さん。は、服に年間150万円、200万円とかける中で、ブランド物のクオリティと価格のバランスの悪さが分かるようになり、結果としてブランドへの憧れが無くなってしまったとのことです。それは不幸せではないけれど、幸せかと言われると微妙で、残念、ということです。

私からすると、ブランドへの憧れやこだわりを超えて良質なアイテムを身につけておられることは素晴らしいと思います(斉藤さん。ご自身もそのように感じてもおられると思います)が、ブランドへの憧れが無いなら無いなりに、お悩みがあるのだなぁと感じました。

私は毎年たくさんのブランド物が買えるような予算はありませんし、特に服に関してはまずサイズの制約が大きいので、そもそも既製服の選択肢が狭いです。ドレスウェアで既製品をそのまま身につけられるのは靴とネクタイ、あとは鞄くらいです。

こういう事情もあり、ブランドへの憧れが実際に購入に結びつく機会はそう多くはないのですが、ブランドへの憧れが「適度」にあるという状態かもしれず、もしかしたら幸せなのかも知れないな、と少し思いました。いや、でももうちょっとは予算を増やしたいですけど(笑)。

まぁ革靴のブランドというのは、時計や、或いはクルマと比べれば、ゼロが1コか2コ少ない世界ですからね。そっちに憧れを抱いている人からすると、そんなの買いたきゃさっさと買えよ、と言われるかもしれません。

時計は服飾の範疇ですが、今の所そんなに憧れは無いので助かってます(笑)。



後半かなりポエミィになってしまいましたが、4年振りくらいに高額服飾品ランキング1位を更新しましたので、どうかご勘弁ください。ちなみに前の1位はBelvestのコートでした。

というか、購入した靴そのものの紹介をまるでしていないわけで…

ええ、そうです、勿論この靴のブログ記事はまだまだ続くんです!15万円の靴を1記事で終わらせたりはしませんよ!

というわけで、次回は購入した598をマジメに紹介します。次回記事には少しだけ、今後購入を考えておられる方に役立つ情報も載せる予定です。ではでは。