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ライトグレーフランネルスーツのコーディネート

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こんにちは。今日は先日レビューしたライトグレーのフランネルのスーツの着画をお送りします。前回のレビュー記事はこちら。

目次

タイドアップはややスポーティに

さて、まずは主用途であるビジネス向けということでタイドアップの写真を。

シンプルに白シャツにウールのソリッドタイを合わせました。

正直にいうと、ちょっとパッチポケットが目立つかなという印象。

パッチポケットのジャケットは何着も持っているのですが、こう感じたことは初めてです。

自分なりに考えたのが、生地の色が薄くてかつそこそこ厚手なので、身頃とパッチポケットの段差の陰影の線が目立っているんだな、ということ。

先日も思ったんですけど写真に撮るのはやっぱり大事ですね。鏡で見るのとは少し違う気がします。

このパッチポケットの目立ち方だと、ネクタイをするとしてもエレガントなネクタイたとアンバランスさが際立つかもしれません。

以前素材感について書きましたが、

フランネルのような起毛素材にサテンのソリッドタイを合わせたりすると、ちょっとギャップが大きすぎることがあると思うのですが、ジャケットのスポーティさという点でも、光沢強めのネクタイは避けた方が良さそうです。

できればウールやカシミヤといった秋冬素材のタイでスポーティに振るのが良いのでしょうが、数が少ないので、シルクの中でも光沢抑えめのものを活用していきたいと思います。

全体のシルエットは気に入っています。ジャケットのノボリがきれいで、パンツも適度なボリュームがあり、フランネルの素材感とマッチしていると思います。

パンツはクリースが落ちやすいようにというのもあり太めにしてもらったのですがやはり右脚は少し引っかかっています。ま、もうこれは仕方ないです。

ダブルの裾もボリューム感を出すのに一役買っていると思います。

これが本命?タートルネックと

続いてはインナーをグリーンのタートルネックにしてみました。

これはなかなかマッチしていると思います。スーツの暖かみを感じさせる素材とタートルネックの相性が良いのだと思います。着画ではハイゲージのニットですが、ミドルゲージのニットと合わせてもボリューム負けしないと思います。

色や素材がカジュアル用途向けのスーツなので、やはり休日にこういう着方をするのがベストなのかも知れません。自分だとこれで行く場所がイオンとかマクドナルドになりそうですけど(笑)。

こちらのコーディネートで胸元のアップを撮ってみました。

上の項でも書いたように、ノボリがきれいに登ってるのが気に入っています。

ジャケット単品使いはパンツのボリュームが鍵

最後にジャケット単品使いの画像を。と言っても上のコーディネートのパンツを変えただけですが。

色の濃いグレーを合わせただけなので、色合わせ的にはまったく問題ないと思うのですが、素材感という点でも、太さという点でも、いささかパンツのボリュームが負けているなという印象。

もう一本あるグレースラックスのほうが素材感の点では多少合うと思いますが太さは同じくらいなので、やはりちょっと負けるかも知れません。

手持ちだとネイビーのコットンスラックスの方が素材感は合うのかも…試行錯誤が必要です。

秋冬用のジャケットは他に3着ありますので、それらと合わせる事も考えれば、もう少し秋冬に振ったスラックスが欲しいところです。

いっそ来年はブラウン系のフランネルのスーツを買って入れ違いに着られるようにしようかな。

ネクタイ&タートル 合わせるなコレ

では最後に、このスーツに合わせたいネクタイやタートルネックを紹介します。

まずは上でも触れたウールタイ。

ステファノビジのこちらのブラウンのものは、ウールタイですがあまりふわっと感のないクリアな表情がポイントです。

ふわっとした起毛感の強いネクタイだとカントリー感が強くなるのと、他のスーツ・ジャケットに合わせにくくなると思いますので、ビジネスに合わせるならこれくらいが良いのではないでしょうか。

次は私の推しのグリーン系です。

こちらはグリーンとブラックの織柄で、やはり上のネクタイ同様、ややシャープに決まると思います。靴はブラックで合わせたいところ。値段も随分買いやすいです(笑)。

次にタートルネックを。まずはハイゲージのもの。

正直、この手のハイゲージニットはUNIQLOのエクストラファインメリノでまず十分かと思いますので、UNIQLO以外で選ぶならUNIQLOにはない色のものを選んでみてはどうかと。

こちらはアレッサンドロルッピのもので、イタリア製としては非常に買いやすいです。トープ系のニュアンスカラーも良いですが、いっそビタミンカラーのイエローも良いかと思います。

続いてミドルゲージ。

こちらもミドルゲージにしては買いやすいバフィーのもの。フランネルである程度ボリュームのある生地のスーツには、これくらいボリュームのあるニットも合うはずです。ゆったり目のコートとの相性もの良いかと。

私は今年の1月に初めてミドルゲージのタートルネックを買いましたが、ハイゲージとは違う着心地で、今年もミドルゲージで買い足ししたいと思っています。保管時に嵩張るのが困るのですが(笑)。



今回はライトグレーフランネルスーツのコーディネートの紹介でした。

パッチポケットにしたのでカジュアル感が出るのは分かっていたのですが、思ったより出てるな、と(笑)。何事もやってみないと分かりませんね。

しかし全体の仕上がりは非常に満足です。ジャケット単品使いの他に、パンツも単品で使うようにすれば、冬専用といえどかなり使いまわせそうです。

今回の着画は着替えの都合もあるので靴はローファーにしたのですが、実はウエストンの598とすごく相性が良いんですよ。あれもカントリー由来の靴ですし、ボリュームも結構あるのでフランネルに負けてないですし。今年はこの二つのお気に入りを合わせて着て楽しみたいと思います。

セールでこれに合うネクタイを仕込んでいきたいところです。ではでは。