こんにちはトリグラフです。今日は前回の記事で紹介したユニクロ+Jのレディスのレザーバックルベルトを購入しましたのでレビューをお届けします。思った通りのクオリティのアイテムでした。
発売日夕方の銀座のレポート
前回、ユニクロ+Jの個人的注目アイテムとして、ニットポロとベルトを紹介しました。
発売日の11月12日は金曜日。会社を休んで…というほどの情熱もないですし、試着できるかどうかがポイントなので昼休みにWebサイトを見ることもなく、仕事が終わった夕方6時頃にユニクロ銀座に伺いました。
ユニクロ銀座の+Jコレクションは12階でして、エレベーターで11階まで上がって11階から並んでください…とのことでしたが、11階に行ってみると行列もなくそのままエスカレーターで12階に行けました。12階でも入場列はなく普通に+Jコレクションを見られました。
店内は多少混雑している程度で、普通にショッピングできる状態でした。
去年ほどの熱狂は無かったのか、オペレーションが洗練されたのか、多分両方だと思いますが、私くらいのライトユーザーには大変助かりますね。
もうお目当ては決まってますので、まずはベルトから探索。すると、ブラックはLしかなく、残っていたネイビーのMをサイズ確認のため試着すると、思っていた通りサイズはバッチリ。質感も想像通りでした。ニットポロはブラックのSを試着しましたが、首周りが少し大きいと判断しパス。
銀座にはもう一つ、ユニクロトーキョーがあります。そこにブラックMの在庫があるかもと思い伺うと、こちらは4階のメイン会場には入場列があり、20分程並んで入場。ブラックのMを無事確保しました。ちなみにユニクロトーキョーは1階にもアウターなどの主力商品は置いてあり、そこは並ばずに見られましたね。
というわけで少し前置きが長くなりましたが、購入品はこちらです。
+Jのレディスのレザーバックルベルト。同名で二つの商品がありますかバックルのデザインが普通のほうです。サイズはMでお値段は2,990円。インラインのベルトと同価格帯ですね。
バックルの光沢が素晴らしい
このベルトの何が気になったかって、バックルの光沢です。前回記事でも書いたように、インラインのベルトのバックルは少し膜のかかったような光沢のものが多く、あまり好みではありません。
一方このベルトのバックルは、Webで見ると一般的なドレスベルトのバックルと同じような光沢に見えましたので注目していました。ベルト部分の型押しも高級感があり、普通にビジネスで使えそうな感じでした。
というわけでここからは、私の持っているサドラーズのベルトと比較しながらレビューしたいと思います。サドラーズはセレクトショップにもおいてあるブランドで、通常は9,000円位するベルトです。
というわけでバックル部分アップ。
上がサドラーズ、下が+Jです(以降の写真も同様)。どうです、光沢はサドラーズに引けをとりませんよね。勿論サドラーズは使用後ですが、それを差し引いても少なくとも見た目の光沢・質感は負けてないと思います。
バックルの造形はやや丸みを帯びていますが、フェミニンというほどでもなく、普通のデザインの範囲内だと思います。
ピン部分が、+Jはバックルにバーを渡してそこについているという形式ですが、着用してしまえば分かりません。ただ非着用時にはピン部分の遊びが大きいのでカチャカチャと動いて、少々安っぽさはあります。
ベルトの型押しについては、サドラーズが実際の皮を模したようなものですが、+Jは直線が見て取れます。でもサフィアーノレザーっぽくて、私はこちらも好きです。
+Jのほうはベルトループ部分に+Jの刻印がありますが、着用すればまず分からないでしょう。
また、サドラーズのほうはループの後ろにベルトを渡るステッチがあります。これはループをとめておくためにベルトを輪っかにしてここで縫い付けてあるのですが、+Jのほうはステッチはベルトの端部分だけで、ここは流石にサドラーズの方が仕事が丁寧です。
ベルトの太さはサドラーズは3cm、+Jは2.5cmというところで、+Jは華奢な印象。レディスなのでこれは仕方ない。華奢な男性が使う分には問題ない太さかと思います。
次にバックルの裏部分。
サドラーズの方が反ってしまって見づらくてすみません。先程書いた+Jの端部分だけのステッチはこの画像のが分かりやすいですね。勿論、実用には何ら問題ないと思います。
あと、右の方にベルト裏面が少し写ってますが、+Jの方は裏はネイビーになってます。これ、ネイビーベルトの方は裏がブラックになってましたね。一瞬、リバーシブルで両面使えるのかなと思ったのですが、そういう訳では無さそうです。
コバも薄くドレッシー
続いて、ベルトのコバの処理を見てみます。
これはサドラーズの方が高級感がありますね。革の厚みが違いますし、一方でコバもしっかり塗ってあります。ただ+Jも、コバを薄くすることでドレッシーになっております。ちなみに両方ともステッチはないので、接着・圧着してあるのだと思います。
ベルト先端部はややカジュアル
最後に、バックルとは反対側の部分。
こちらは、バックル部分を揃えて置いて、長さが比較できるように撮影しています(ただ、サドラーズのベルトは着用による歪みがあるので正確ではありません)。サドラーズのサイズは75cmで、真ん中の穴がそれにあたり、一番長くて82-83cmというところでしょう。
+Jは、サドラーズの一番長いベルト穴が、6つある穴のうちの長くするほうから3番目ですから、82-83cm位の人か、一つ詰めて78-79cm位の人が綺麗に使えそうです。
私がベルトを欲しかったのは、夏に購入したらアントレアミのような股上の浅いパンツに合う、少し長めのベルトが欲しかったという事情がありますので、今回はこれでジャストサイズです。
ベルト先端部の処理は+Jは四角くなっています。これはドレスベルトでは見かけませんので、ややカジュアルな要素です。
なお、+JにはLサイズがあり、こちらはスペック表によれば全て10cm長くなるそうですので、普通の男性ならこちらのサイズの方が使いやすいかもしれません。
着画はこちら
件のアントレアミのパンツに合わせました。長い方から3番目の穴で使っています。
見た感じは普通のドレスベルトですよね。
まとめると、コスパ抜群
コスパという言葉はそれほど好きでもないのですが、このアイテムを一言でいうとこれになるかと思います。
上でサドラーズのベルトと比較してみて、価格差が3倍くらいあるとは思えないですよね。特にバックル部分はまったく引けを取りません。
逆にいうと、数千円〜1万円位出せば同じようなベルトはいつでも手に入ります。またこのアイテムにしかない、というような特徴もありません(刻印はそうですが)。
前の記事でも書いたように、ベルトとしてのクオリティが価格の割に高そうという意味で注目していて、そのままのクオリティだったので、まさにコスパ抜群ということになるかと思います。+Jという特別コレクションのアイテムの特徴がコスパっていうのはどうなのかなとは思います。
Webサイトでも在庫はあるようなので、低価格でドレッシーなベルトが欲しい方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。
でもサドラーズも良いよ!
ここまで書いておいてなんですが、サドラーズのベルトはAmazonだとやたら安い時があるのです。私のサドラーズのベルトも安い時に買ってます。
ただし同時期でもカラーやサイズによって値段が違うので、ちょくちょくチェックするのが吉。ちなみに今(2021年11月13日正午頃)はネイビーがサイズによっては4,000円切ってます…ネイビー欲しいならこっちで良いか?
他にもレザーメッシュベルトとかも同様に時期によってはやたら安いので、興味があればほしいものリストに入れて時々見るのがオススメです。
今回はユニクロ+Jのレディスのベルトのレビューでした。+Jの特色が薄いアイテムなのでネットではあまり注目されていないようですが、使えるアイテムだと思います。
幅が細めで型押しなのでガチガチのドレスアイテムではないのでも、かえって使いやすいと思います。気になる方は(可能なら)店頭でご覧になってみてください。ではでは。