こんにちはトリグラフです。さてこのシリーズ、前回はレギュラーカラーとボタンダウンを紹介しました。
今回はタイトルの通り、ラウンドカラーとタブカラー、そしてクレリックについて紹介したいと思います。
この三つを同じ回で紹介するのはなぜかというと…私の手持ちアイテムの都合です(笑)。
ラウンドカラー
その名の通り、襟の先端が丸くなっているシャツです。こちらのシャツは今年ファーストエクスペリエンスでオーダーしたシャツです。レビュー記事はこちら。
最近のスーツスタイルでは流行の兆しのある襟型で、優しげな印象、言ってしまえばフェミニンな印象のシャツです。
勿論着てもその印象になりますので、ちょっと着るのに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。着画はこんな感じです。
私は以前の職場の上司が着ているのを見て「おお、この人オシャレだな~」と思ったのを覚えています。
選ぶ時のポイント:襟の丸みで印象に差が出ます
ラウンドカラーのポイントはまさに襟の形ですが、襟の丸みで印象が少し変わります。
上の写真は「ビッグヴィジョン」のラウンドタブカラーシャツのサンプルで、こちらの記事でシャツをオーダーしようとしてできなかったときに撮影したものです。
ファースト・エクスペリエンスのものと襟を比べると、襟先のみがピンポイントで丸くなっている感じで、襟の硬さと相まってややフェミニンな印象が薄まっているかと思います。
この辺りは好みがわかれるところと思いますので、皆さんもじっくり選んでみてください。
あとはやはり職場の雰囲気というかカルチャーでOKかどうか、その辺も見極めがいるのかなと。
ちなみに私は周りからは特にコメントはありません(大概そうですが)。
タブカラー
レギュラーカラーの左右の襟をつなげるボタンのついたタブがついているシャツ…ってまぁ見た通り1枚目が「ラウンドカラー」かつ「タブカラー」だったのですけどね。
襟がコンパクトになり、かつタブによってネクタイが持ち上がるのが特徴で、セレクトショップでも一昨年くらいから見かけるようになりました。着画はこんな感じ。
選ぶ時のポイント:合わせるVゾーンをイメージする
エレガントな襟型だなと思いますので、Vゾーンもなるべくシンプルにまとめるといいと思います(まぁ私のVゾーンはいつもシンプルにまとめすぎなのですが)。
また襟の構造上ノットが小さくなりますので、薄手のタイが合うかと思います。
一方、紺ブレにアメトラ風ネクタイとはやや相性が悪いかと思いますし、タイ着用前提の襟型ですね。
以上のことから、ややタイやジャケットを選ぶところもありますので、他の襟型を選ぶ時より一層、手持ちアイテムとのコーディネートを考えましょう。
といってもこの襟型に手を出す方なら問題ないと思います。
クレリック
これはちょっと襟型というのとは違うのですが、襟の種類ではあるのでね。シャツ本体が白以外で、襟と袖口(カフス)だけが白いシャツをクレリックといいます。
一番上の写真と同じだって?錯覚だよ(嘘)
私は他にもストライプの本体のクレリックシャツも持っています。
襟の形がどうあれ、本体が白以外で襟が白ならクレリックシャツですね。
選ぶ時のポイント:オシャレ且つ清潔感アリのためオススメ
白色のシャツやサックスのシャツにはない洒落っ気がありつつ、ポピュラーなシャツなので比較的取り入れやすいのではないかと思います。
白シャツ、サックスのシャツ、ストライプシャツなどを一通り揃えたら次にお勧めのシャツといえますね。
まとめ:襟の特徴を生かした着こなしを
今回はちょっと変わった襟のシャツを紹介しました。ラウンドカラーとタブカラーはやや癖がありますので、買う前に何通りかスーツ・ネクタイをイメージしてから買うほうがいいかもしれません。
逆にクレリックは、サックスの本体×白襟ならスーツ・ネクタイは選ばずかつやや華やかな印象も与えられますので持っていない方にはオススメです。
次回はワイドカラー系を紹介いたします。ではでは。